ラストパスを供給するために重要な能力値はどれだ!?Football Managerを検証してみた~前編~

みなさんこんにちは!

今回はMCポジションをピックアップして、味方のゴールを「アシスト」する上で重要となる能力を明らかにしていきます。

※「得点」を奪う上で重要な能力に関しては、以下の記事で検証結果を取り扱っています。

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※自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてください。またゲーム難易度に関わる重要性が高いと思われる要素を取り扱います。ご注意ください

ゴールを演出する「アシスト」供給力には、スキル能力の高さがダイレクトに反映される‼

今回の検証対象である「アシスト数/キーパスの供給数」は、中盤の選手の攻撃への貢献度を数値から読み取ることができる重要性が高い指標の1つです。主に以下の能力がプレイの質に影響を与えていると予測されますが、果たしてどのような結果が得られるのでしょうか?

  • 「First Touch/ファーストタッチ」=味方からパスを受ける際のボールコントロールの上手さ。この能力が高い選手は次のプレイにスムーズに移行するために、ボールを最適な位置に置くことができます。
  • 「Passing/パス」=パスの正確さ。この能力が高い選手は、どのような状況であっても高い確率でパスを成功させることができます。※スルーパスやロングパスの質の高さ(味方が捌きやすいか)はテクニックに影響を受ける。
  • 「Technique/テクニック」=足でボールを扱う際に必要となる技術の高さ。この能力が高い選手は、相手チームにとって処理が難しい危険なパスや逆サイドへのロングパスを成功させる頻度が高いです。
  • 「Flair/ひらめき」=創造力やトリッキーさ。この能力が高い選手は、ドリブルやロングシュート・オーバーヘッドなどリスクが高いプレイをより選択する傾向にあります。
  • 「Vision/視野」=チームにチャンスになり得る状況を見つけ出す能力。この能力が高い選手は、他の選手には見ることができないパスコースを見つけ出す可能性が高くなります。
前回の「得点」に関わる検証内では、フィジカルエリアが不調時にネガティブな影響を受けないことが、このエリアの重要性を高めている1つの理由ではないかと考察しました。もしこの推測が正しければ、今回も同じ様にフィジカルに優れた選手が最も優秀な成績を残すはずですね。

データベースの説明

使用するデータベースに変更はなく、前回と同じように以下の流れで検証を行います。

  1. 重要性が高い能力値エリアを明確にする。そのために対象選手の能力値すべてを10に統一した上で、特定のエリア(スキル/メンタル/フィジカル)に属する能力のみを15へと変更して複数回シミュレーションを行う。
  2. ①の検証で明らかになった重要エリアに分類される能力に対して順位付けを行う。そのために対象となる能力1つ1つに対して、複数回シミュレーションを実施する。

またMCポジションには、最もニュートラルな役割「Central Midfielder/セントラルMF」と守備的な「Ball Winning Midfielder/ボールウィニングMF」を、全く同じ割合で各チームに配置しています。

※中盤の各役割の特徴に関しては、以下の記事で詳しく説明をしています。

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役割によって試合中に見せる動きが異なるため、MCポジションに配置する役割を変更した場合異なる結果が得られる可能性がある点に注意してください。

アシスト/キーパスを記録する上で重要となる能力値エリア – 検証結果

スキルエリアの能力値-15

ゴール XG シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 走行距離/90分
3.03 2.69 1.13 46.96 88.08 7.10 2.52 6.53 2.28 1.88 0.92 13.08

メンタルエリアの能力値-15

ゴール XG シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 走行距離/90分
2.78 2.77 1.15 47.31 88.66 4.37 1.25 1.05 1.50 2.13 1.02 13.06

フィジカルエリアの能力値-15

ゴール XG シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 走行距離/90分
2.69 2.78 1.23 51.09 91.51 3.67 1.13 1.25 3.53 2.35 1.21 13.18

圧倒的なアシスト/キーパス数を残したスキルエリア

まず全体のスタッツを比較した時に気付くことは、前回検証時のフィジカルエリアのように、すべての項目で優秀な成績を残した能力エリアが存在しない点です。つまりMCポジションにおいて最も重要な能力エリアは、求める役割・プレイによって大きく異なる可能性が高いと言えます

そんな中、今回の検証対象である「アシスト/キーパス数」において優秀な成績を残したのは、高いスキル能力を持った選手たちです。

メンタル・フィジカルエリアと比較した時に1.5~2倍近い開きがあることから、MCポジションの選手にクリエイティブな役割を求める場合、最も重要な能力はスキルエリアに分類されていると推測できます

アシスト/キーパスの供給数が多い傾向にある役割(プレイメーカーやカリレロ・メッツァーラ)をフォーメーションに組み込む場合は、スキル>メンタル>フィジカルの順に能力値を優先させるといい結果が得られるでしょう

前回の検証と同じ傾向が見られるスタッツ

各能力群を優秀な成績を残した順に並べた時、前回の検証と同じ並びになったスタッツは「xG/シュート本数/パス本数/ドリブル/インターセプト」です。

これらの中でインターセプト以外の「シュート/パス本数」「ドリブル成功数」に関しては、どちらの検証でも比較的近い結果が得られたため、各プレイと能力間に以下の関係性が成り立っていると推測できます。

ST・MC以外のポジションでも、これから紹介する傾向が同じ様に見られるかは分かりません。今後他のポジションの検証を進めていき、検証結果の信頼性を高めていきます。

シュート/パス本数(試合中のボールタッチ頻度)

能力エリア 前回の成績(シュート数/パス数) 今回の成績(シュート数/パス数)
1/フィジカル 4.08 / 17.84 1.23 / 51.09
2/メンタル 2.26 / 14.92 1.15 / 47.31
3/スキル 2.16 / 14.13 1.13 / 46.96

どちらの検証でも最も多いシュート/パス本数を記録しているのは、フィジカルに優れた選手です。そのため試合中のボールタッチ回数には、オフ・ザ・ボール能力以上にフィジカルエリアの能力が影響していると考えられます。※効果的な位置でボールを受けているかについては不明。

具体的には足の速さに影響する「Acceleration/加速力」「Pace/スピード」や当たり負けしない体の強さ「Strength/強靭さ」・「Balanced/バランス」能力が影響していると考えられますが、試合終盤でも適切なポジショニングを可能とさせる「Stamina/スタミナ」も関連している可能性があります。

上記能力が優れている選手にプレイメーカータイプの役割を割り当てることで、味方からボールを集めやすいPMの特徴をさらに効果的に戦術内に落とし込むことができます。

ドリブル

能力エリア 前回の成績 今回の成績
1/フィジカル 12.46 3.53
2/スキル 6.07 2.28
3/メンタル 5.07 1.50

前回と同じように各エリア間である程度の差がついたドリブルに関しては、フィジカルエリアが最も重要な能力群であることはほぼ間違いないでしょう。特に前回の検証で最も優れた成績を残した「スピード/加速力」は、個人の突破力に頼りたい場合には最優先で確認するべき能力だと言えます。

「Flair/ひらめき」はドリブルの試行頻度に影響すると公式マニュアル上で説明されていますが、どちらの検証でもメンタルエリアの結果は芳しくなかったことから、この能力がドリブルの成功数に与える影響は比較的小さいものと推測できます。

前回の検証と全く反対の傾向が見られるスタッツ

逆に優秀な成績を残した能力エリアを並べた時に、その順番が全く反対になったのは「得点数」です。

能力エリア 前回の成績 今回の成績
フィジカル 22.14 2.69
メンタル 13.10 2.78
スキル 13.70 3.03

今回検証の対象となったMCポジションでは、STポジションのように足の速さやフィジカルの強さを活かしてディフェンスラインを突破する機会は圧倒的に少なくなります。※セントラルMF/ボールウィニングMFを使用していることも影響しているはずです。

逆にペナルティエリア外からロングシュートを放つ頻度が多くなる傾向にありますが、おそらくこのプレイにフィジカルエリアが与える影響力は少なく、スキルエリアに分類される能力の影響が大きいことがこのような結果に繋がったものと思われます

まとめ

  • MCポジションの選手にラストパスの供給を求める場合、スキルエリアが優れている選手を優先して起用した方が期待した結果が得られる可能性は高い。

みなさんいかがでしたか?

前回の検証で優秀な成績を残したフィジカルエリアでしたが、チャンスを創り出す点においては他よりも劣るという結果になりました。そのため前回の補足となりますが、フィジカルエリアの長所は得点力に影響しているわけではないと言えそうです。

ちなみに今回の検証で使用した選手のCA値は、スキルエリア-15=CA/127、メンタルエリア-15=CA/127、フィジカルエリア-15の選手はCA/130となっており、CA値の高さと検証結果が結びつくことはありませんでした。

次回はスキルエリアの能力すべてを対象に検証を進めた上で、各能力の順位付けを行います。

今回もご覧いただきありがとうございました!

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