プレイ特性を攻略する~ムーブメント編~

みなさんこんにちは!

戦術を設定する際に重視するべき要素とは、どのようなものでしょうか?

フォーメーション、各選手に割り当てる役割、チーム/個人への指示…

どれも戦術を効果的に機能させる上で非常に重要であることは間違いありませんが、もう1つここに加えたい必須要素があります。

それが「Player Traits/プレイ特性」です。

今回はこれまでの記事内で紹介してきたプレイ特性を中心に、その特徴と効果的な使用方法をさらに詳しく紹介していきます。※今後の戦術記事の進捗に合わせて追記していく予定です。

※自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてください

戦術を機能させるための鍵はプレイ特性にあり!

「Player Traits/プレイ特性」は、選手がピッチ上で見せるプレイの傾向(頻度)を示したものです

※プロフィール画面上では、以下の印の位置に表示される。

プレイ特性位置

例えば「Tries Long Range Passes/ロングパスを狙う」特性を持つ選手は、ロングパスを積極的に供給する傾向があります。ターゲットマンやポーチャーを組み込んだカウンター戦術には、非常に効果的なプレイ特性だと言えますね。

逆にショートパスを中心とした戦術を使用する場合、チーム指示に反したリスクが高いロングパスが多くなるため、目指す戦術を再現することは難しくなるでしょう。

このように戦術を機能させる上で重要なキーと言えるプレイ特性ですが、以下5つのエリアに分類されています

  • Movement/ムーブメント
  • Passing/パス
  • Finishing/シュート
  • Defendeing/ディフェンス
  • Technique/テクニック

この記事では「Movement/ムーブメント」に属する特性に焦点を当てて、適した役割・戦術を確認していきます。

基本的に各特性に優劣は存在しません。割り当てる役割・戦術との組み合わせが噛み合ってさえいれば、どのプレイ特性も効果的になり得ます。またあえてチーム指示に反した特性を持つ選手を入れて、テンポを変える役割を任せても面白いと思います。

Movement/ムーブメント

Comes Deep To Get Ball/ボールを受けに下がる

この特性を持つ選手は、中盤やディフェンスライン付近までボールを受けるために、低い位置まで下りてくる頻度が高くなります。※「Likes To Try To Beat The Offside Trap/オフサイドトラップを破ることを好む」指示と真逆の特性です。

ビルドアップに加わる人数を増やすことができるため、特に「Play Out Of Defense/ディフェンスからパスを組み立てる」指示や慎重にパスを繋いでいく戦術と相性が良い特性です。

また以下の特性・役割と組み合わせることで、新たな攻撃パターンを戦術に取り込むことができます。

  • パスを出した後に前方に走りこむ「Plays One-Twos/ワンツーパスを出す」を持つ選手/前への積極性が高い役割(メッツァーラやボックストゥボックスMF、AMCの役割)と組み合わせることで、この特性を持つ選手(AMCかSTポジション)が作り出したスペースを利用した攻撃が可能となります。
  • 「Plays With Back To Goal/ゴールに背を向けてプレーする」や「Hold Up Ball/ボールを持て」指示と組み合わせることで、ポストプレーの頻度を増加させることができます。この時「Comes Deep To Get Ball/ボールを受けに下がる」特性を持つ選手は、ディープライングFWやターゲットマンがベストです。

逆にこの特性がマイナスに働くのは、ポーチャーやアドバンスドFWを使用する場合です。ディフェンス裏を常に狙う役割の特徴をこのプレイ特性がかき消してしまうため、期待する動きが少なくなってしまいます。STポジションの選手でこの特性を持つ選手はかなり多いため、注意が必要になるでしょう。

ボールを受けた後のプレイを考慮すると、ディープライングFWやターゲットマンタイプのパス・テクニック能力(ポストプレーに利用する場合はフィジカル能力も)に秀でた選手に習得させたいプレイ特性です。
※この特性を利用した攻撃は、以下の記事内で詳しく紹介しています。
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Plays With Back To Goal/ゴールに背を向けてプレーする

この特性を持つ選手は、ファイナルサード内でボールを保持する頻度が高くなります。※「Hold Up Ball/ボールを持て」指示に近い効果が期待できます。

ターゲットマンやディープライングFWといった味方選手のためにスペースを作ることができる役割と組み合わせることで、ポストプレーを戦術に落とし込むことができます。

AMCポジションの各役割は当然として、内側に向かって走りこむインサイドFW/インバーテッドWGや、メッツァーラ、ボックストゥボックスMFといった前への積極性が高い役割(「Get Further Forward/もっと前に出ろ」指示や「Moves into channels/スペースに飛び込む」指示が割り当てられている)との同時起用がおすすめです。

また以下の特性と組み合わせることで、ポストプレーをさらに効果的に機能させることができます。

  • 「Likes Ball Played Into Feet/足元にボールをもらうのを好む」を持つ選手には、頭やスペースに向けたパスではなく足元へのパスが供給されやすくなるため、自然とポストプレー頻度が上がります。特にディープライングFWでプレイできる選手は足元のテクニックに優れた選手が多いため、選手の特徴をさらに活かすことができるでしょう。
  • 「Comes Deep To Get Ball/ボールを受けに下がる」を持つ選手は、ボールを受けに下がることでスペースを作りつつ、マークに付いている相手DCを引き付けることができます。各ディフェンダー間のギャップを縦方向に広げることで、後ろから走りこんでくる選手が抜け出しやすくなります。
非常に効果的な攻撃パターンですが、STの選手には高いチームワーク/フィジカル能力が求められます。上記特性と同じくディープライングFWやターゲットマンタイプに適した特性です。

Likes To Try To Beat The Offside Trap/オフサイドトラップを破ることを好む

この特性を持つ選手は、ディフェンスライン裏への抜け出しを常に狙える位置でプレイする頻度が高くなります。スピード/オフ・ザ・ボール能力に優れたポーチャーやアドバンスドFWタイプの選手に圧倒的に適した特性です。※「Comes Deep To Get Ball/ボールを受けに下がる」と真逆の特性です。

前線へのスルーパス/ロングパスを増加させる「Pass Into Space/スペースへのパス」/長いパスを中心に供給させる指示や、「Tries Killer Ball Often/キラーパスをよく狙う」「Tries Long Range Passes/ロングパスを狙う」特性を持つ選手と同時に起用することで、得点機会を増やすことができます。

さらにアーリークロスにも反応しやすくなるため、「Crosses Early/早めにクロスを出す」特性を持つDRLポジションの選手や「Hit Early Cross/アーリークロスを上げろ」指示を出している場合にも同様の結果が期待できるでしょう。

またディフェンスラインを押し上げることになるため、AMC/AMRL/MC/MRLポジションの選手が利用できるスペースが広くなります。特に内側に切り込むインサイドFW/インバーテッドWG、スペースを利用するラウムドイーターには大きなアドバンテージとなるはずです。

基本的にマイナスに働くことが少ない特性ですが、この特性を持つ選手の予測力や判断力が十分ではない時、オフサイドの数が増加するかもしれません。またサポートタスクの場合、プレイ位置が本来よりも高くなる点に注意しましょう。
※以下の記事内で、この特性を持つ選手を組み込んだ戦術を紹介しています。
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Get Forward Whenever Possible/チャンスがあればいつでも前に出る

この特性を持つ選手は、前方へ走りこむ頻度が高くなる傾向にあります。※「Get Further Forward/もっと前に出ろ」指示に近い効果が期待できます。また「Stays Back At All Times/常にポジションを保つ」と真逆の特性です。

特にDRL/WBRLポジションのオーバーラップ頻度を高めたい場合は、コンプリートWBやウイングバックと組み合わせることで、サイドからの攻撃を活性化させることができます。また中盤の攻撃タスクやサポートタスクの積極性を高めたい場合にも、効果的な特性と言えるでしょう。

ただし後述するドリブル系特性と同じように、ポジションを離れる頻度が自然と増加するため、守備への貢献が期待される役割との組み合わせは相性が悪くなります。この特性を持つ選手がチームに在籍している場合には注意しましょう。

Stays Back At All Times/常にポジションを保つ

この特性を持つ選手は、前方のスペースを狙う動きが少なくなる傾向にあります。※「Hold Position/ポジションを守れ」指示に近い効果が期待できます。また「Get Forward Whenever Possible/チャンスがあればいつでも前に出る」と真逆の特性です。

ボールウィニングMFやディープライングPMといった、こぼれ球の処理や後方からのサポートを担う役割と相性が良い特性です。※特にサポートタスクを使用している場合、前への仕掛けをさらに抑えることができます。

またボックストゥボックスMFやレジスタ/ローミングPMといった「Roam From Position/ポジションから離れていい」が割り当てられている役割と組み合わせることで、自由なオフ・ザ・ボールの動きを取り入れつつも、これらの役割に見られる前への積極性を抑えることができます。

ある程度引いた位置でプレイする/サイドのカバーに入ることが多くなるため、攻撃的な中盤の選手やクロス供給頻度が多いコンプリートWBやウイングバックを隣に配置してバランスをとることをおすすめします

オフ・ザ・ボールやスピード能力は平均以下でも守備能力に優れた中盤の選手に適した特性です。

Moves Into Channels/スペースに飛び込む

この特性を持つ選手は、相手チームのDCとDRL間のスペース(チャンネル)を狙う頻度が高くなります。※「Move Into Channel/スペースに飛び込め」指示と同じ効果が得られます。

後述する「Hugs line/ライン際でプレイする」特性と並んで、チャンネルを利用する攻撃パターンを組み込む際に効果的な特性です。最前線でプレイするアドバンスドFWはもちろんですが、その他以下の役割に適しています。

  • 「Move Into Channel/スペースに飛び込め」が固有指示であるラウムドイーター。中央でDCを自陣方向へと引き付けられるターゲットマンやディープライングFW(ゼロトップの場合はAMCも)を配置している場合、この役割がチャンネルから抜け出して得点するパターンの頻度が高くなります。
  • 同じく同指示が割り当てられているメッツァーラ、前への積極性が高いボックストゥボックスMF。上記パターンとの組み合わせはもちろん、AMRLにウインガーを配置してチャンネルを広げている場合に、後ろからスペースへと飛び込むことができます。

ただし前への積極性が高まるため、守備的な役割との相性はあまり良くありません。また前方のスペースやチャンネルを狙う頻度が高い役割を複数中盤に置くと、ゴール前でパスの選択肢がなくなる場面が多くなるため注意が必要です。

※チャンネルを利用した攻撃は、以下の記事でさらに詳しく説明しています。
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みなさんこんにちは! 今回の記事は、戦術を設定する際に個人的に一番重要視している「オフ・ザ・ボールの選手の動き」についての解説記事・前編となります。 ※後編は以下の記事をご覧ください。 [sitecard subtitle[…]

Hugs line/ライン際でプレイする

この特性を持つ選手は、タッチライン際に留まる傾向が強くなります。※「Stay Wider/サイドに残れ」指示に近い効果が期待できます。

以下の特性・役割と組み合わせることで、効果的に戦術を機能させることができるでしょう。

  • 相手のDRLをサイド寄りに引き付けることができるため、横に広がったチャンネルを利用した攻撃が可能です。オフ・ザ・ボールの動きが改善されたFM21で最も効果的な攻撃パターンの1つとなります。
  • 「Likes To Switch Ball To Wide Area/中央エリアからサイドに向けて斜め方向のパスを供給する」特性を持つ中盤の選手(特にディープライングPM)と組み合わせることで、サイドに留まるAMRLへ供給するパスの頻度を上げることができます。

逆に注意すべき点は、インサイドFW/インバーテッドWG/アドバンスドPMといった内側に切り込む動きが特徴的な役割との組み合わせです。ボールを保持していない時に、ピッチ中央に向けて斜めに走りこむ頻度が減少するため、この動きを戦術内で活かすことができなくなります。

特定の役割の特徴を消してしまう点/チャンネルを利用した攻撃に効果を発揮する点を考慮すると、ウインガータイプの選手にベストな特性と言えます。

Cuts Inside From Both or Left or Right Wing/~サイドから内側に切り込む

この特性を持つ選手は、ボールを保持している時にドリブルで内側に切り込んでいく傾向が強くなります。※「Cut Inside With Ball/中央へドリブルしろ」指示と同じ効果が得られます。

ウインガー以外のAMRLポジションの役割全てに適正がある特性です。

この特性はボールを保持している時のみ効果を発揮します。そのためボールを保持していない時の動きに関わる「Hugs Line/ライン際でプレイする」特性と、これらの指示を同時に持つ選手が存在します。

ドリブル系特性

ドリブル系の特性を持つ選手は、ボールを持った際にパスよりもドリブルを選択する頻度が高くなります。※「Dribble More/ドリブルをもっと使え」に近い効果が期待できます。

ドリブルを中心に素早く攻撃を完結させるカウンターや、サイドからの崩しを中心に戦術を組み立てたい場合に効果的な特性です。特にドリブル試行頻度が元々高い役割と組み合わせることで、さらに役割の特徴を強めることができるでしょう。

ただし以下のように、マイナスに働くことがある点に注意が必要です

  • この特性を持つ選手は、本来ポジションから離れてほしくない守備的な役割でプレイしている時であっても、積極的にドリブルを仕掛けます。特にDC/DRL/DMポジションの場合、ボールを奪われた際にカウンターに対応できる人数が一人減ってしまうため、大きなリスクを背負うことになります。
  • 優先度が高いサイドアタッカーや中盤のプレイメーカーにボールを集めたい場合であっても、この特性の影響で自身でボールを運ぶこと(すぐにパスを出さない)を選択します。
ドリブル成功率に影響する「スピード/加速力/ドリブル」といった能力が優秀な選手に習得させたいプレイ特性です。
Runs With Ball Down Left or Right/左または右サイドをドリブルする

この特性を持つ選手は、ボールを受けた後にパスではなくドリブルでサイドを駆け上がる頻度が高くなります

特にドリブルの試行頻度が元々高いコンプリートWB/ウイングバックや、インサイドFW/インバーテッドWG/ウインガーといった役割との組み合わせがおすすめです。

Runs With The Ball More Often/頻繁にドリブルする

この特性を持つ選手は、ボールを受けた後にパスではなくドリブルでボールを運ぶ頻度が高くなります

上記特性との違いはドリブルを行うエリアの指定がない点のみです。そのためGKを除く全てのポジションで、この特性を持つ選手が存在します。

まとめ

ポストプレーに効果的となる特性とその他要素

  • 「Comes Deep To Get Ball/ボールを受けに下がる」
  • 「Plays With Back To Goal/ゴールに背を向けてプレーする」
  • 「Likes Ball Played Into Feet/足元にボールをもらうのを好む」
  • ターゲットマンやディープライングFWといったサポート力が強い役割(「Hold Up Ball/ボールを持て」指示が割り当てられている役割)
  • 前への積極性を見せる中盤の役割や、チャンネルへの飛び込みが多いラウムドイーター

ディフェンスラインの裏を取る動きを効果的にする特性とその他要素

  • 「Likes To Try To Beat The Offside Trap/オフサイドトラップを破ることを好む」
  • 「Get Forward Whenever Possible/チャンスがあればいつでも前に出る」
  • アドバンスドFWやポーチャーといったディフェンスライン付近でプレイする役割
  • 「Pass Into Space/スペースへのパス」/長いパスを中心に供給させる指示
  • 上記指示と同じ効果を持つ「Tries Killer Ball Often/キラーパスをよく狙う」「Tries Long Range Passes/ロングパスを狙う」特性
  • 「Hit Early Cross/アーリークロスを上げろ」指示
  • 上記指示と同じ効果を持つ「Crosses Early/早めにクロスを出す」特性

最後に

みなさんいかがでしたか?

なかなか見落としがちな要素かもしれませんが、設定した戦術が上手く機能するか否かはプレイ特性の影響が非常に大きくなります。チーム編成/スカウトを行う段階で把握しておきたいですね。

この記事内で紹介したもの以外にも多種多様なプレイ特性があるので、様々な組み合わせにチャレンジして新たな使い方を見つけ出しましょう。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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