Football Manager21はどう変わった?~発売前情報から読み取る編~

みなさんこんにちは!

いよいよFM21の新情報が解禁されはじめました。
Sports Interactiveの公式ブログやTwitter上で、新機能について説明をした記事やツイートが続々アップされています。

今回はこの記事を翻訳したものをベースに、個人的な感想を交えてFM21の新機能について見ていきたいと思います!

画像がないと分かりにくい部分があるので、Football Managerの公式ブログにアクセスして画像を見ながら読んでみてください!

New layers of depth and drama. See what's new in FM21 - out …

※かなり意訳している部分があります。また僕の翻訳が正しくない可能性もあることをご了承ください!

目次

FM21で進化した4つのエリア

公式発表によると、主に以下の4つのエリアで大きな改善を加えたそうです。

  • 選手やメディアとのコミュニケーション
  • 試合前後の分析や試合中の各機能
  • 選手のリクルートメントに関して
  • シーズン終了後の新機能

個人的にはどれも劇的な変化を感じることはありませんでしたが、既存の機能をブラッシュアップし必要に応じて新機能を追加した印象があります。
各新機能についても、Football Managerをより現実世界に近づけるためのもので、シミュレーションゲームとしての質を向上させる大きな役割を担っているようです。

それでは4つのエリアに加えられた改善点と新機能をそれぞれ見ていきましょう!

大きく変更されたコミュニケーション方法

コミュニケーションにおいては、より現実世界に近づけるためにいくつかの機能が追加されています。
またAIの反応も改善されているようです。

主に4つの機能において変化が見られます。

ジェスチャー機能

FM20では、選手との会話や会見中の質問に答える際に、どのような感情表現をするのかを選択していました。
この機能の代わりに新しく搭載されるのが「ジェスチャー」です。

基本的にどのような場面でも、コミュニケーションをとる際には必ずこのジェスチャー機能を使用することになります。※追記 質問内容によっては「ジェスチャー」を選択しないこともあります。
話す際にどのようなジェスチャーを交えるかによって、より自分の発言の意図を相手に分かりやすくすることができます

後述する新機能にもジェスチャー機能が広く搭載されているため、コミュニケーションをする際に結果を左右する大きな役割を担うことになると思います。
コミュニケーション全体の重要性が上がっている可能性もあるので注目したい新機能です!

クイックチャット機能

FM20ではメディアから監督への質問に答える画面と、選手と個人的な会話をする際の画面は全く別のものが使用されていました。

今回搭載されたクイックチャットシステムは、これらの会話画面すべてを統一するためのものです
またジェスチャー機能を使用することで、自分の求める会話中の雰囲気を作り出すことができます。(シリアスな会話なのか、ポジティブな会話なのか)

この機能により、フォーマルな記者会見とインフォーマルな個人的な会話が完全に区別され、ゲーム内で統一性が出るのではないかと思います。
ただクイックチャットを始める流れは依然と変わらないようで、メディアは受信箱から、選手との会話はプロフィール画面から始まるようです。

記者会見の大幅な変更

今までと大きく異なっている機能の1つが記者会見です。
完全に新しくデザインされており、より現実に近い雰囲気を味わうことができます

以下に変更点をまとめてみました。

  • まず会見前には、クラブのメディア担当者から会見の出席者や予想される質問、またクラブとして話してほしい内容が記載されたリストが手渡されるようになりました。
  • 一度記者会見が始まると画面上では、参加している記者の名前と所属会社名がより簡単に確認できるようになりました。
  • 会見中はメディア担当者が同席し、質問できるメディアを指定し返答する流れになっています。
    またチームにとって大きな試合を迎える際にはキャプテンやチームリーダーを会見に加えることもあるようです。
  • 会見中は記者のボディーランゲージを確認することで、相手がどのように反応したかの確認ができます。
  • 質問の内容によっては、返答する際に参考となる情報をその場で確認できるようになりました。
    例えば相手チームの状態に関して質問をされたら、相手チームの最近のフォームを確認できます。
  • 質問の内容や返答の数が増え、よりバリエーションに富む内容になっています。
  • 会見の最後にはメディア担当者から行った会見の概要が手渡されます。
    ここからメディアとの関係性の変化や、理事会がどのような印象を持ったかなどを確認できます。
これは実際の画面を確認してもらうと分かるのですが、レイアウトが大きく変わっています。
また文中に何度か出てきた「メディア担当者」なる役職があるようです。
監督が選ぶことができるのかクラブごとに事前に設定されているのか不明ですが、他の改善点も含めシミュレーションゲームとしての質を大きく上げる要素の1つになるのではないでしょうか?

フェイストゥーフェイス機能

内容によっては1対1の会話ではなく、より多くの人間が同じ会話に関るようになりました

例えばプレイ時間に不満のある選手は、監督とのコミュニケーションの場に代理人を同席させるかもしれません。
それに対して監督もまたアシスタントマネージャーやフットボールディレクターを同席させることができます。

また記者会見と同じように、相手の反応をボディランゲージから推測することができます。
会話の最後にはスタッフから、会話によって導き出された結果や会話中に約束した内容を確認できます。

公式ブログに書いてある内容のほかに、どのような状況で複数の人間が会話に参加するのかわかりませんが、面白い機能だと思います。
FM20でも契約交渉の際に、代理人によって交渉回数の違いがありましたが、この機能の追加でより代理人の性格などがゲーム内で影響するようになるかもしれませんね!

試合における変化

新しい分析ツールであるxGを目玉に、試合中のグラフィックや試合中のコミュニケーションなど多くの点で手が加えられています。
特に多くのFMファンが望んでいたであろう試合中の選手アニメーションの改善は、個人的には今回一番期待している部分でもあります。

試合前の戦術の組み立てなど

この項目はFM20で行っていた試合前のミーティングと同じものなのか、まったく別の新機能なのか分かりませんでした。
もし新機能だったとしても、FM20に搭載されている試合前のミーティングと変わらない内容になるかと思います。

主な試合前の変更点は以下の2点です。

  • 試合直前に、自チームのラインアップに対するSNS上の反応を確認できるようになりました。
  • 試合終了後にも1対1のインタビューがセッティングされており、より現実に近い試合当日の流れを体験できるようになります。

チームトーク

FM21ではチームトーク中に選手を鼓舞するため、またチームの出来に不満を示すためにジェスチャー機能が搭載されています

これまでに確認できるものは、以下のようなものがあります。

  • ノーリアクション
  • 怒りを示すために、ウォーターボトルを投げる
  • 指示を明確にするために、指で指し示す
  • ポケットに手を突っ込む

画面レイアウトは、現実のドレッシングルームを再現するかの様に選手の名前が画面上に並んでおり、以前とは全く異なることがわかります。
このレイアウトのおかげで、選手個人に向けての会話をよりスムーズに行うことができるでしょう。

また試合がPK戦までもつれ込んだ場合には、選手の心理状態を確認した上でキッカーの順番の変更を行うことができるようになりました。

試合中の画面上の改善点

FM21では、今まで画面上に表示されていた試合中の戦術の変更や選手情報が画面下部に配置されています。
そのため試合中に各選手の役割や指示を変更する際も、わざわざ別画面を表示させる必要がなくなっています。

またスターティングイレブンと交代枠の選手は、選手の現在のメンタル面の情報とレーティングが表示されるようになっています。

試合中のアニメーション・グラフィック

グラフィック面では「光と影」の表現がより豊かになっているため、画面に表示されるすべての要素が以前よりもリアルに表示されます。
このグラフィックの改善は試合中だけのものではなく、監督やゲーム内で生成される選手のフェイスモデルにも影響があります。※これに関しては追加情報が今後発表されます。

アニメーションは特に選手の動きに関して大きく改善しています。
選手のコンマごとの動きをスムーズにすることでより、以前と比べリアルで正確な選手の動きを実現しています。

また試合会場の見た目も良くなっており、様々なタイプのカメラや今まで見ることができなかった建造物がスタジアムに導入されています。

XGと試合後の反応

試合前により多くのデータ分析が確認できるようになったように、試合中にも新しいスタッツの確認ができるようになりました
詳細は後日に発表されますが、目玉になるであろうxGが現段階では紹介されています。

Sports Interactiveは、近年使用されるようになったxGシステムがFMのマッチエンジンでは効果的に機能しないと感じていたようです。
そこで、実際に現場で働いているスペシャリストの協力を得て作り上げた独自のシステムが、今回搭載されたxGシステムになります。

このXgデータはハーフタイムや試合終了後に試合概要の一部として確認することができ、試合後に分析チームから送られるデータにも含まれます。

またメディア担当者が集めたメディアやSNS上での反応を、最新のリーグ順位や他の試合の結果とともに試合後すぐ確認することができます。

Football Managerはあくまでもリアルな監督体験ができるシミュレーションゲームですが、グラフィック面がさらに改善すればファンの数は劇的に増えると思います。
今回の変化をきっかけに日本でもユーザー数が大きく増えると嬉しいです!

選手のリクルート

選手のリクルートに関しても多くのサッカー選手や監督・スタッフの意見を参考に、既存のシステムに変更が加わっているようです。
特に「新しいスタッフの役割」や「スカウティングに関するチームミーティング」が加えられたことで、実際にクラブ内で起きていることをよりリアルに体験できるようになっています。

スカウトのためのミーティング

このミーティングはチームビジョンの確認のため、就任時や移籍市場が始まる1か月前・シーズン前・シーズン中、市場が閉まる前に開かれます。

参加者は、大きな権限を持つフットボールディレクターや会長やチーフスカウトなどです。

ミーティングの初めにどのポジション・タイプの選手を補強するか話し合います。
補強方針に合うようなおすすめの選手をすでにスカウトしている場合は、まずはその選手に関しての検討が必要になるでしょう。

また、よりチームに必要な選手を明確にするために、選手の条件を指定して新しいスカウティングの指示を出すことができます。
公式ブログの画面から、スカウトと後述するスカウト専門のアナリスト両方に指示が出せることが確認できます。

おそらく後の流れは今までと変わらないかと思いますが、今回の新たなシステムによって理事会やスカウトとより明確な長期プランを共有した上で移籍市場に臨むことができます

新しい役職の追加

FM21ではミーティングシステムが一新されたことを踏まえて、アナリストが2つの仕事に区別され新しいスタッフの役割が追加されています
※2つに区別されたそれぞれの役割が新しい役職として紹介されているのか、それともアナリストが集めた情報を分かりやすくまとめる役割が独立するか分かりません。

まだ詳細が明らかになっていませんが、試合に新しい分析ツールが追加されていることからも、アナリストの役割が重要になっている可能性があります。

移籍市場

詳細は後日に発表されますが、移籍市場においても様々な改善がされているようです。

現段階で紹介されているのはローン移籍に関してのみですが、FM21では移籍市場外であってもローン移籍を成立させることができるようになりました。
実際に選手がチームに移動するのは移籍市場が開いてからですが、より長期的な視点で選手の成長やスカッドの質を管理できます。

チームと交渉する前の代理人との会話

FM21では他チームと移籍交渉に進む前に、代理人を通して選手の意思の確認ができるようになりました

例えば移籍に興味がない選手であったとしても代理人から得た情報を元に、選手の求める条件を提示することで移籍成立に持ち込むことができるかもしれません!
そのため現実世界同様に、代理人との関係性が重要になりました。

個人的には今まで、アナリストを重要視することはありませんでした。
今回役割が2つに分かれたことで、ゲーム内における分析・アナリストの重要性が上がると、戦術だけではなくスカウティングにおいてもより戦略的にプレイできるかもしれませんね!
また、選手との移籍交渉の際にも代理人が関わるようになりました。
もし選手との交渉においても、エキサイティングな駆け引きが楽しめるのなら、これ以上ない新機能になるかと思います!

シーズン終了後の新機能

今まで少し味気なかったシーズン終了後のイベントや、大会優勝後のセレブレーションにも手が加えられています。
特に以下の2つの点が大きな変化です。

セレブレーション

リーグや各カップ戦でチームが優勝した際に行うセレブレーションは、グラフィック面で大幅に改善されています。
またFM21ではトロフィーをファンの前で掲げる前に、選手にメダルが渡される瞬間も見ることができます。

これらのセレブレーションは、例え他のチームの試合結果によって優勝が決まったとしても次の試合で必ず行われます。

試合終了後にはより多くのメディアが、監督やチームを称え現実世界同様に偉大な功績についてインタビューを受けることになるでしょう。

シーズンレビュー

シーズン終了後には、シーズンのハイライトが確認できます。
シーズン中に印象に残った試合だけではなく、ベストイレブンや移籍で獲得・放出した選手、またクラブの財政情報まで様々なことを確認できます。

このシーズンレビューには選手や監督の獲得したタイトル、またSNS上の反応も確認することができます。

※追記 コロナの影響に関して

公式ブログ内で、Football Manager内のコロナの影響に関して説明がありました。

前提として知っておきたいのは、「ユーザーが現実とは違う自分だけの世界を楽しめるように、Football Managerを制作している」というSports Interactiveの理念です。
このことから、現実世界で起きているパンデミックをゲーム内に含むことには抵抗があったようですね。

そのためブログ内では、コロナは「ウイルスとしては」ゲーム内に登場しないと明言しています。
おそらく現実のサッカーの世界で起きたコロナの「影響のみ」ゲーム内で反映させているということだと思います。

以下が主なゲーム内に反映されているコロナの影響です

  • 新しくゲームを始めた際に、クラブの財政状況が今までよりも明らかに悪くなっている。
  • ワールドクラスの選手や注目を集める若手選手の価値は落ちないものの、ミドルクラス(どのくらいの価値の選手が対象か分かりませんが…)の選手の価値は落ちる。
  • 移籍予算が大きな影響を受けているため、買取オプションのついたローン移籍が多くなる。
  • 財政状況が苦しいクラブは、通常に比べてより選手の売却に積極的になる。

ここまではコロナが財務の面で与える影響です。
ただし、サポーターは1年目から通常通り試合を観戦するため、収入が大幅に減ることはないようです。

続いて日程・試合ルール面の影響です。
シーズンや移籍市場の開始時期全般にも大きな影響がみられます。

例えばFM20では、ブラジルリーグをアクティブなリーグに含んだ場合、最速で2018年11月からゲームを開始することができました。
しかしFM21では、このように過去に遡るような日付を選択することができなくなります

ブログ上ではアメリカのMLSが例として上げられています。
例年通りのスケジュールであればMLSは2020年の1月からプレイできたはずですが、FM21では2021年の1月からのプレイになるようです。

今のところ対象となるリーグのリストは公表されていないため、詳細を待つ必要があります。

交代枠に関しては、5人交代制を採用しているリーグに関しては反映されるとのことです。
もし今後長期的にこのルールを採用するクラブがあれば、2年目以降もゲーム内で反映されるようになるかもしれません。

また新機能であるジェスチャー機能もコロナの影響を大きく受けたようです。
例えば当初は「握手」を採用していたものの、コロナの影響により「肘タッチ」に変更されています。

ただしこれに関しては、どちらをゲーム内で採用するべきかTwitter上でアンケートが実施されています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
※アンケートが終了し、「握手」が採用されています。

※追記 マッチエンジンの改善に関して

サッカーにおける頻繁なポゼッションの移り変わりや試合を通しての激しい攻防は、非常に魅力的でありつつ同時に予測不可能なカオスさを含んでいます。
FM21ではマッチエンジンを改良しよりバラエティに富んだ状況を作り出すことで、サッカーの魅力やカオスさを今まで以上に再現することに成功しています。

選手の決断

FM21のシミュレーションゲームとしての質をより高めている要素の1つが、状況ごとに審判や選手が下す決断です。

FM21では各選手がより細かい流れの中で各状況を評価し、自身の能力を基にベストな決断ができるようになりました。
またこうした試合AIの改善はアニメーションの質にも生かされており、選手がよりスムーズに動くようになっています。

「より細かい流れ」というのは、例えば今まで5秒間に1回選手が状況判断をしていたのが1秒に1回になったということです。※あくまでも例え表現です。
そのためより流動的で豊富な選手の動きが可能となり、今までよりも現実に近い試合をゲーム内で体験できるようになります。

守備意識

特に選手の決断に関して改善がみられるのは、守備時のマーキングです
FM21では、ある選手がすべきマーキングの役割を他の味方選手に任せて、危険になり得る位置にいる他の相手選手をマークする等、各選手が相手の攻撃に対してより賢い反応を見せることができます。
また1つのユニットとしてより洗練されたディフェンスラインは、相手の危険な動きや攻撃に対して今までよりも効果的な守備をみせるようになるでしょう。
※記事内ではロングボールへの対処の改善に関しても触れられています。

ファイナルサードでの攻撃

守備に関するマッチエンジンの改善は、攻撃面も今までとは同じAIではないことを意味します。

特にファイナルサードでは、よりスペースを作り出しディフェンスラインのギャップを利用する動きを見せるようになり、結果アタッカーがより多くの選択肢を持てるようになりました
※例えばAMCやFWの選手は役割にもよりますがポジショニングが改善し、ボールを受ける動きやおとり役としてチームメイトをサポートする動きをより頻繁に見せるようになります。

結果的に、ボール保持している状況での戦術の指示がより効果的に反映されるようになっています。

以下ファイナルサード内における選手の動きの主な変化です。

  • 戦術や各選手の判断に次第ではありますが、ゴールに対して角度がある位置では高い確率でパスを選択するようになります。
  • 選手とのコンタクトが実際になくても、PK獲得のためにボックス内でより倒れるようになりました。
スルーパス

各選手はよりファイナルサードでのスルーパスを試みるようになります
そのため1つのパスで守備を崩せる優れたパサーは、以前よりもより重要な存在になるかもしれませんね。

1対1の状況

キーパーとの1対1の状況においても選手の判断の質が向上しています。

今までに比べてよりシュートを打つべきタイミングや空間認識への意識が高くなっているため、キーパーの位置やゴールへの角度を考慮した上でシュートを打つようになります
こうしたシュートの選択肢の豊富さや空間認識能力は選手の能力値によって決められています。

VAR

以前のFootball Managerでは、審判がVARを使用する際ほぼ間違いなく正しいジャッジを下していましたが、今作ではVARを使用してもジャッジが正しいとは限りません。※オフサイドに関しては除く
つまり現実世界で見られる論議を呼ぶような判断が下される可能性もあるということです。

また各選手は、よりオフサイドポジションに敏感に反応するような動きを見せるようになっています。

中盤でのプレイ

多くのFMプレーヤーからの要望を受け、今作では中盤でのプレイに関しても大きな改善を加えました。

例えばピッチ中央でのインターセプト数の増加です。
FM21ではボールを追うような動きではなく、積極的にボールの行先を予測しボール奪取を狙う動きを見せるようになります
より現実の試合で見られるようなインターセプト数が、今作のマッチエンジンでは再現されています。

また中盤のリスクをとるようなプレイもバランスが見直されています。
今作では、相手にとって最も脅威となる攻撃的選手を中心に、リスクのあるプレイやダイレクトパスなど素早い組み立てが行われます
結果的に、ディフェンダーはこのような中盤の攻撃に対してより意識を向けるようになり、前述した中盤でのインターセプト数の増加に繋がります。

ゴールキーパーの動き

判断の質が上がったのはフィールドプレーヤーだけではありません。
FM21ではゴールキーパーの状況判断も大きく改善しています。

状況によっては素早い飛び出しを見せるなど、ゴールを防ぐためのポジショニングへの意識がより高まりました
記事上ではアタッカーの前のスペースを消すまたは低弾道のシュートを防ぐことがベストだと判断した場合が例として紹介されています。

またクロスボールへの対処にも変化が加えられており、能力次第でボールをキャッチするかパンチングするか空中でのイターセプト時の処理方法に違いがみられます
さらに雨や強風の中での試合の場合は、リスクのあるボールキャッチを避けてパンチングを選択するようになります。

試合のレーティングシステムの改善から特に好影響を得られるのもゴールキーパーになるようです。

※追記 FM21におけるデータ面の変化

FM21ではアナリストの役割が2つに分けられていることが、以前の公式発表で明らかになっていました。
今回新たに投稿されたブログでは2つの役割の違いとともに、データや分析に関わる追加機能の説明が行われています。

スカウト専門のアナリストに対して、パフォーマンスアナリストは自分のチームや対戦相手・試合に関わる全ての分析に携わります
※統括する役割であるヘッドパフォーマンスアナリストも新しい役割として追加されています。
また今まで数多くのデータから重要な情報を見つけ出す作業をプレーヤー自身が行う必要がありましたが、今作ではパフォーマンスアナリストが以下のような新しい方法で適切な情報の提供を行います。

マンスリーレポート

このレポートでは、前月の自チームのパフォーマンスと同リーグに所属する他チームのパフォーマンスを、以下の重要なスタッツにおいて比較した情報を確認することができます。

「General Performance(パフォーマンス)」「Shot Map(シュートマップ)」「Defensive Efficiency(守備効率)」「Attacking Efficiency(攻撃効率)」

またデータを要約したアナリストのコメントもレポート上に表示されます。

使用例:「Attacking Efficiency」では他のチームと比較した自チームの決定率を確認できます。
どれだけゴール前でチャンスをものにしているか理解することで、試合に出す選手の選択にも情報を活かすことができるでしょう。

シーズンレポート

このレポートはシーズン最後に受け取るもので、1シーズン通して見たチームパフォーマンスや重要なスタッツの確認ができます。
また新機能であるxGから得られるデータを基に予測された、シーズン前に期待されていたパフォーマンスレベルと実際のパフォーマンスの比較情報も含まれています。

対戦相手レポート

今作では対戦相手に関するレポート上で、相手の基本戦術とともに両チームの「General Performance」「Defensive Efficiency」「Attacking Efficiency」データの確認ができます。

試合後の分析レポート

試合後の分析レポートも刷新されています。
FM21では試合のスコアと共にxGの推移や実際にシュートを放った位置が表示されるため、試合中に作り出したチャンスの質を容易に確認できるようになりました。

また試合中に選手がプレイした平均的なポジションや、自チームのパスの方向や距離といった情報も表示されます。

選手レポート

データの分析は各選手の報告書にも使用されています。

例えば自分のチームのAMCと同リーグに所属する他のAMCを比較する際に、90分あたりのキーパス数やアシスト数などのスタッツを8角形の表を通して確認できるようになりました。
※リクルート専門のアナリストもまた、スカウト対象の選手に関して同じ様式のレポートを提出するようになります。

選手によっては、この比較表を使用するために出場時間が足りていないこともあります。
この場合は、シーズン中に出場した各リーグや大会ごとに関連するスタッツが表示されます。

新しいスタッツ

FM21ではデータの提供方法だけでなく細部にわたる分析のために、以下のような新しいスタッツが加えられています。

  • ポゼッションの勝ち負け。特に中盤での決定的なボールの奪い合いに勝てたかどうかを確認できます。
  • ゴールキーパーのセーブ率や90分間あたりのセーブ数。試合の中でキーパーがどれだけ効果的な役割を担ったか確認ができます。

また既存のスタッツも正確な比較を実現するために、より細かい分析が可能になりました。

※追記 レーティングと選手のコンディションに関して

前述の通りFM21では新しいUIの導入やxGを含む分析ツールの改善が行われています。
試合に関わる様々な要素が変更されたFM21の開発は、レーティングシステムを刷新する完璧なタイミングでもありました。

実際にシステムを新しくするために、Football Managerのコード内に存在するすべての要素を新しく定義し直し、レーティングシステムのアルゴリズムを完全に変更しています。

例えば「ポゼッション」のような単純なものに関しても、試合やスタッツ・レーティング全てが1試合の中でより正確に行われるように、新しい定義の中でコード?が更新されています。

※少しわかりにくいですが、レーティングシステムが完全に刷新され以前よりも正確な選手評価が行われるようになったようです

選手のプレイする役割による評価の変化

Football Managerでは選手の評価が行われる際、ポジションによって重要視される要素が異なります。
例えばセントラルディフェンダーは、ウインガーの選手に比べて空中戦勝率への加点が大きくなります。

こうした今までのシステムを活かしつつ、FM21のレーティングシステムではポジションだけでなく選手の役割も考慮されるようになっています
例えばBall-Winning MidfielderとAdvanced Playmakerは同ポジション内の違う役割ですが、試合中に評価されるプレイの対象が異なります。

ゴールキーパーへのレーティングの見直し

前作までのFootball Managerではゴールキーパーへの採点が少し厳しめに行われていました。
ただしFM21からはゴールキーパーのセーブやクロスボールの対処、ボール供給に関してより適切な評価が行われるようになります

また「いいセーブ」と「素晴らしいセーブ」の違いがより正確に定義されたことも、大きな改善点になるでしょう。
全体的に分析やスタッツに関わるツールが向上したことで、ゴールキーパーのポジショニングやシュートの速さや反応速度など様々な要素を基に正確にゴールキーパーのプレイを評価できます。

選手の状態に関わる改善点

現在に至るまで、Football Managerでは0~100%の間で選手のコンディションを表してきました。
プレーヤーはこの数値から、選手が自分自身のコンディションをどのように評価しているのかを確認することができます。

ただし今作では、より現実に近い体験をプレーヤーに提供するために全く新しい表示方法を採用しました。

コンディションとマッチシャープネスの表示方法

FM21ではコンディションとマッチシャープネスが2つのアイコンに分離されています。
また今まで採用されていた%表示はなくなり、文字による情報から選手の状態を確認できるようになりました
※公式ブログ内の画像を確認するとわかりますが、選手にカーソルを当てるだけで必要な情報がまとめて表示されるので非常に便利な機能だと思います。

コンディションはハートのアイコンで表示され、選手の身体的な状態を表しています。
対してマッチシャープネスは選手が自身のコンディションにどのような意見を持っているのかを示しています。
これはモラルと同じ様に、色と矢印を組み合わせたアイコンで表示されます。

コンディションの変化

今作では、選手のコンディションに影響を与える要素が以前よりも増えています。

天候の面でいえば、FM21では選手のスタミナは試合会場の高度にも影響を受けるようになります
特に南アメリカの国々ではその影響がより顕著になるでしょう。

また試合中のランニングに関しても、ピッチをカバーする範囲やスピードといった要素をより細かく定義しゲーム内に加えています

ルーズボールを拾うためのスプリントは、他の疲れにくいプレイよりも選手のコンディションに影響を与えるでしょう。
またよりスプリントの回数が多い選手は、1試合の中でスプリント回数が少ない選手よりも早く体力を失うことになります。

そのため激しいプレスや、選手にとって負荷のかかる動きを必要とする戦術は、より正確に選手のコンディションを測るFM21のマッチエンジン上では選手への影響がさらに大きくなるかもしれません。

選手のコンディションへの影響はピッチ内だけでなく、ピッチの外にも存在します。
今作では長い距離の移動を選手に求める代表チームへの参加は、選手のコンディションに大きな影響を与えます。
※おそらくコンディションやシャープネスが低下するものと思われます。

また「選手の疲労」に関しての定義も改められています。
以前まではチームスタッフが持ってくる情報からしか確認することができませんでしたが、今作では常に選手の疲労に関する情報を確認することができます。

※追記 Twitter上で発表されている情報

選手との契約に関して

  • 所属選手たちの契約上のプレイ時間をまとめて確認できるようになりました。
  • 契約を結んだ選手に関するメール(受信箱)から、選手にトレーニングの指示を送ることができるようになりました。
  • 選手と契約交渉をしている時に、現在の主力がチームを去った時の後釜としての地位を約束することができます。
  • ゴールとアシストを組み合わせたボーナスを契約交渉の際に組み込むことができます。
  • 選手に契約オファーを提示した後に、早く決断を出すように急かすことができるようになりました。
  • 1つの国でいくつかの言語が公用語になっている場合、選手やコーチを言語コースに送る時にどちらの言語を学んでもらうか選択できるようになりました。
    カナダのクラブに加わった選手を、「英語コース」「フランス語コース」どちらに送るか選択肢が表示されている画像がTwitter上で確認できます。

選手との会話に関して

  • 累積警告に関して、試合前に選手と話すことができます。
    おそらく今まで試合中にできていたように、あまり激しいプレイをしないように試合前に指示できるということだと思います。
  • 選手と会話をする際に、その選手の状況に即した会話の選択肢が現れるようになりました。
    Twitter上で現在確認できるのは、ゴールから長期間離れているストライカーへの言葉の選択肢の1つ「点を取っていないことについて心配する必要はない。結果はついてくる。」です。
  • 選手と引退後のキャリアの相談をする際に、より多くの役割を勧めることができるようになりました。
  • 選手にとって記念となる試合専用のチームトークが追加されています。

その他

  • ゴールキーパーに関してのメディアからの評価の種類が追加されています。
  • 代表の試合で他国に移動する際の選手のコンディションへの影響がより大きくなっています。
  • 前所属チームとの対戦でゴールを決めた時、セレブレーションをするかしないか選手ごとに違いがあります。
  • バックルームスタッフからのアドバイスにいくつか種類が追加されています。
    大会規定を超えてファーストチームに選手を所属させているとスタッフから指摘されるようです。
  • 理事会が獲得選手の国籍をクラブビジョンに加えている場合、その目標を達成するためのオプションとして提携クラブ追加の要求をすることができます。
  • 指揮しているチームの戦術が、メディアから自分の名前をもじって呼ばれるようになります。

※追記 Football Manager Mobileに関して

すでにApp Store・Google Store では事前購入や登録が始まっており、11/24にリリースされます。主な新機能等は以下の通りです。

プレイできるリーグの追加

以前のモバイルバージョンでは含まれていなかった、カナダ・メキシコ・アルゼンチンリーグが追加で収録されています。当然選手数も全体として増えているので、スカウト派遣先にも幅が広がるはずです。

戦術面の大幅な変更

FM20Mobileではフルバージョンで見られる戦術スタイルのテンプレートがありませんでした。今作からは新しい選手の役割とともに、スタイル(ゲーゲンプレス、ティキ・タカ等)がプリセットとして選択できるようになっています

またフルバージョンに搭載されている、セットトプレー時の各選手の役割やポジションに関する指示も今作では導入されています

チームダイナミクス

FM21Mobileからは、スカッド内のヒエラルキーやソーシャルグループの確認もできるようになっています。またチーム内のモラルをキープするために、キャプテンの役割がフルバージョン同様より重要になっています

コミュニケーション

以前のMobileバージョンでは、「会話の内容」と「会話をプライベートにするか公にするか」を選択するのみでした。今作からは会話の内容やコメントの選択肢が増えており、よりコミュニケーションの重要性があがっています

また受信箱に送られるニュースやメディアの反応が、よりプレーヤー・クラブのとった行動に即するものになっています。

提携クラブ

今作から提携しているクラブがある場合、チームの若手選手をローン移籍させる・または獲得することができるようになっています。また理事会への要求に「新たな提携クラブを探す」選択肢が増えています

プレシーズン

以前は自動的にプレシーズンのスケジュールが組まれていましたが、今作からはフルバージョン同様スケジュール調整が可能です。

まとめ

みなさんいかがでしたか?

まだ発表されていないことが多いですが、すぐに追加発表がされるとのことです。※コロナによる日程や移籍市場への影響が反映されているかも気になるところですね!
その際にTouchやMobileバージョンに関しての詳細も含まれるものと思われます!

今回の記事は、今後の情報が追加されるたびに更新していく予定なので、ぜひ定期的に確認してみてください!

ご覧いただきありがとうございました!

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