レジスタを組み込んだ戦術の紹介~4-3-3-DM-Wide バルセロナ編~

みなさんこんにちは!

今回は規模が異なる2つのクラブ、バルセロナとリーズユナイテッドを使用して、「Regista/レジスタ」を組み込んだ戦術を紹介していきます。どちらも必ず結果が出る戦術ではないためご注意ください。

※「Regista/レジスタ」については、以下の記事で他のDMプレイメーカーと比較しています。

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1シーズン平均86得点、22失点。攻守に安定した成績を残せる「ティキ・タカ」スタイル

バルセロナを使用する際に、主にレジスタとして起用することになる選手はフレンキー・デ・ヨングです。

以下の画像を確認すると分かるように、デ・ヨングが持つ能力はレジスタに非常に適したものとなっています。さらに「Dictates Tempo/試合のテンポを作る」特性を持つため、試合をコントロールするプレイメーカーとしてこの上ない人材と言えるでしょう。

デヨング

今回はこの選手に加えて、グリーズマン(ST)/メッシ(AMR)/ジョルディ・アルバ(DL)を攻撃の中心として「高いポゼッション率を維持すること」をコンセプトに戦術を組み立てました。

全くの余談ですが、グリーズマンもFMプレーヤーの1人です。以前アーセナルでプレイする画像をソーシャルメディアに上げたところ、スカッド内に名前がなかったラカゼットから「俺はどこにいるの?」とリプライを受け取っていました(ラカゼットは他クラブに売却されていた)。FM21ではマルセイユでプレイしているようですね。

フォーメーションについて

フォーメーション

今回採用したフォーメーションは、4-3-3-DM-Wideです

4-2-3-1も考えられますが、レジスタに「Get Further Forward/もっと前に出ろ」を割り当てない点、デヨングが前への動きに関わる特性を持たない点から、サポート役をDMポジションに配置する必要がないためこのフォーメーションを選択しています。

メンタリティについて

コンセプト通り高いポゼッション率を維持するためには、以下2通りの方法を使用して各選手の積極性・創造性のレベルをある程度まで下げる必要があります。

  • 守備的なメンタリティを使用して積極性・創造性のレベルを下げてから、チーム全体の指示で各レベルを上げていく方法。
  • 攻撃的なメンタリティを設定して積極性・創造性のレベルを上げてから、チーム全体の指示で各レベルを下げていく方法。

今回は後者の流れを採用しているため、メンタリティはポジティブ/攻撃的に設定しています。※個人的には攻撃的なメンタリティがおすすめです。

チーム指示全体への指示

プリセットの1つであるティキ・タカを基にしています。

ポゼッション時の指示

ポゼッション時指示

※各指示の詳細は以下の記事で説明しています。

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Passing Directness/パスの長さ&Tempo/テンポ

各選手の積極性・創造性のレベルを調節するために、最も効果的な指示は「Passing Directness/パスの長さ」と「Tempo/テンポ」です。

今回はリスクが高いパスの頻度を極力下げたいため、メンタリティをポジティブに設定している場合は「パスの長さ=Shorter/短い」「テンポ=Lower/遅い」、攻撃的に設定している場合は「パスの長さ=Much Shorter/非常に短い」「テンポ=Much Lower/非常に遅い」の組み合わせで指示を割り当てています。

プレスが激しいチームに対しては、「Slightly Higher/わずかに速い」「Higher/速い」周辺までテンポを上げないとボールを奪われることが多くなります。※テンポが遅いチームに対しては、激しいプレスが非常に効果的ということでもあります。
Pass Into Space/スペースへのパス

この指示を出すと、すべての選手にリスクレベルが高いパスの供給を促すことになります。結果的に得点機会が増加する傾向にありますがボールを失う機会もまた多くなるため、コンセプトに反するこの指示は割り当てていません

今回のフォーメーション内には「Take More Risk/もっとリスクを負え」が割り当てられている役割が4つあります。またバルセロナのスカッド内には「Tries Killer Ball Often/キラーパスをよく狙う」特性を持つ選手が多いため、この指示がなくても十分な数のスルーパスを試合中に確認することができるはずです。
Focus Play/重視するエリア

戦術の中心であるレジスタをより攻撃に絡めるために中央のエリアを重視しています。ただし起用する選手の組み合わせや、相手の戦術・フォーメーション次第でこの指示が効果的に機能しない可能性がある点に注意しましょう

例えばピャニッチとブスケツは非常に優れた中盤の選手ですが、オフ・ザ・ボール能力に関しては他の選手と比較して劣っていると言えます。

ピャニッチ

ブスケツ

この2人の選手を同時に起用する場合、オフ・ザ・ボール能力が低い各選手は頻度が増える中央へのパスを効果的な位置で受け取ることができません。

そのため中央を重視する指示を割り当てる時は、少なくとも片方の選手をペドリやコウチーニョといったより優れたオフ・ザ・ボール能力を持つ選手と入れ替える必要があります

各サイドを重視する指示も、対象のポジションでプレイする選手の能力を考慮すると効果的に働く場面が多くなるはずです。特に今回は両サイドに攻撃的な「Complete Wing Back/コンプリートWB」を配置しており、さらに「Run At Defence/ドリブルでDFを抜け」を割り当てているため、ドリブルを中心に素早くボールを前に運ぶことができます。起用する選手のバランスや相手チームのフォーメーション・選手能力を確認してその都度変更を加えるといいでしょう。
Over Lap/オーバーラップ

攻撃の中心となるCWB+アタックのオーバーラップ頻度をより増やすため、左サイドのみこの指示を割り当てています

もしサイドからのクロスが試合中に効果的ではないと感じた場合は、「Work Ball Into Box/エリア内に持ち込め」を追加することでクロスの頻度を抑えポゼッション率を高めることができます。

Work Ball Into Box/エリア内に持ち込め

この指示はロングシュートやクロスの頻度を減らすように各選手に促すため、ファイナルサード内でのポゼッション率を高めたい場合に非常に効果的な指示となります。

ただし今回はCWBの特徴であるクロスの供給頻度の高さとメッシのロングシュート能力を攻撃のバリエーションとして加えるために、この指示を割り当てていません。代わりに個人指示である「Shoot Less Often/シュートをもっと控えろ」「Cross Less Often/クロスをもっと減らせ」を各選手に割り当てることで同様の効果を得ています。

Run At Defence/ドリブルでDFを抜け

テンポを遅く設定してパスを慎重に繋げる戦術を使用する場合、各選手は時間をかけて次のプレーに向けての判断を下すため、ボールをスムーズに前へ運ぶことが難しくなります。

そのため「Run At Defence/ドリブルでDFを抜け」を割り当てることで、特にサイドの選手が積極的にドリブルでボールを前に運ぶようにしています

サイドでプレイする選手のドリブル頻度を上げる一方で、パスを中心に攻撃の組み立てに参加させたい中盤の選手には「Dribble Less/ドリブルをもっと控えろ」を割り当てています。
Be More Expressive/もっと自分を出せ

パスやテンポに関わる指示の影響で、各選手の積極性・創造性のレベルは大きく下がっています。

クラブによってはこの状態でも上手く機能する場合がありますが、バルセロナにはクリエイティブな選手が多く在籍しており、その特徴を活かしつつ積極性・創造性のレベルを調節できるため、今回は「Be More Expressive/もっと自分を出せ」を割り当てています

トランジション時&非ポゼッション時の指示

トランジション時指示

※各指示の詳細は以下の記事で説明しています。

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When Possession Has Been Lost/ポゼッションを失った時&非ポゼッション時の指示

守備に関わる指示の中でポゼッション率を高めるために効果的なものは、「Counter-Press/カウンタープレス」やプレス強度・各ラインの高さ設定等があります。

今回は相手陣内で常にプレッシャーをかけ続けるために、「Line Of Engagement/エンゲージライン」「Defensive Line/ディフェンスライン」を高い位置に設定し、さらにプレス強度を「More Urgent/激しく」するように指示を出しています

一方でこれらの指示は非常にリスクが高いものとなっているため、「Re-Group/立て直せ」を割り当て一度陣形を整えてから「非ポゼッション時」の指示を各選手が実行していく形を採用しています。またディフェンスラインの裏のスペースをカバーするために「Use Offside Trap/オフサイドトラップを使え」の指示を出しています

対戦相手と力量差がある場合は、「Counter-Press/カウンタープレス」を割り当てることで、ポゼッション率をさらに高めることも可能です。
GoalKeeper In Possession/ゴールキーパーのポゼッション時&Distribute To Area・Player/供給するエリア・選手

全体のテンポの遅さを補うために「Distribute Quickly/素早く出せ」を割り当てることで、時間をかけずにボールを供給するように指示を出しています

また供給するエリア・方法に関しては、シーズン途中から合流するテア・シュテーゲンが優れた「Throwing/スローイング」「Kicking/キック力」を持つことから、指示を出さずに選手に判断を任せています。※「Play Out Of Defense/ディフェンスからパスを組み立てる」指示を出しているため、基本的にDFにパスを出すことが多くなります。

GKには「Sweeper Keeper/スイーパーキーパー+アタック」を使用しています。ディフェンスラインを高く設定している場合、守備範囲が広いこの役割を組み込むことで裏のスペースのカバーを任せることができます。※前に飛び出す頻度(上手さではない)を表す「Rushing Out/飛び出し」はスイーパーキーパーに非常に重要な数値です。

各選手の役割と個人指示

  • STとAMR以外の選手には「Shoot Less Often/シュートをもっと控えろ」を割り当てています。結果的にシュートよりもパスを選択する選手が多くなるため、ファイナルサード内でのポゼッション率とチャンスの質を高めることができます。
  • 成功率が低いパスの頻度を減らしてポゼッション率を高めるために、リスクが高いパスを供給する選手を絞り込む必要があります。そのためMCLとAMR以外の選手には、パスのリスクレベルを下げる指示を出しています。
  • 中央の選手がポジションを保ちつつボールを回すことで、相手のDMを引き付けDFとの間にスペースを作ることができます。そのため中盤の選手には「Hold Position/ポジションを保て」、そのスペースを利用するAMRL・STには「Roam From Position/ポジションを離れていい」を割り当てています。※これは主にAMRでプレイするメッシの動きを効果的にするためのものです。後日詳しい説明を画像も含めて追記します。

DL

DLポジションにはサイドからの攻撃にバリエーションを加えるために、最も攻撃的な役割である「Complete Wing Back/コンプリートWB+アタック」を選択しています。

主にこのポジションでプレイすることになるジョルディ・アルバは、非常に優秀なオフ・ザ・ボール能力と「Gets Forward Whenever Possible/より積極的に前に出る」特性を持っているため、相手陣内の深い位置で常にパスの選択肢となり左サイドの攻撃を活性化させることができます。

また役割の影響からクロス数やペナルティーエリア内でプレイする頻度が増えるため、ある程度のアシスト・得点数を期待することができるでしょう。

控えであるジュニオル・フィルポもCWBでプレイするために十分な能力を有するため、選手ごとに役割を変更する必要はありません。

※DLの選手への個人指示

DL指示

AML

AMLには、頻繁に内側に切り込んでいくことでCWBのオーバーラップするスペースを作り出すことができる「Inside Forward/インサイドFW+アタック」を選択しています。

※左サイドに出しているオーバーラップ指示の影響で、AMLのメンタリティは下がっています。「Inside Forward/インサイドFW+サポート」でも十分に機能しますが、個人的には動きに物足りなさを感じたため、今回は攻撃的な役割を採用しました。

サイドからクロスを供給する頻度が高い「Winger/ウインガー」はプレイするエリア・役割が被るため、攻撃的なFB/WBとの組み合わせは避けた方がいいでしょう。
このポジションでプレイする選手は、「Take More Risk/もっとリスクを負え」の影響からリスクが高いパスの試行回数が増えます。ただし先述した理由からAMLのリスクレベルを下げる必要があるため、「Passing Directness/パスの長さ」を落として、短いパスを慎重に繋げるように指示を出しています。

※AMLの選手への個人指示

AML指示

MCRL

MCポジションにはサポート役として攻守両面にバランスよく貢献できる「Central Midfielder/セントラルMF+サポート」を選択しています。

すでに説明した通りMCLはリスクが高いパスを供給する役目を持つため、「Take More Risk/もっとリスクを負え」を割り当てることでその頻度を増やしています。

役割に期待するプレイを試合中に実行してもらうために、選手が持つ特性を考慮することは非常に重要なことです。MCLはラストパスのメイン供給役となるため、「Tries Killer Balls Often/キラーパスをよく狙う」特性を持つペドリやピャニッチが適していると言えます。

その一方でMCRには繋ぎとしての役割を徹してもらうために、「Passing Directness/パスの長さ」を短く設定してシンプルなショートパスを中心にプレイするように指示を出しています。さらに「Run At Defence/DFをドリブルで抜け」の影響で増加するドリブルの頻度を下げるために、「Dribble Less/ドリブルを控えろ」指示を出しています。

MCRには「Plays Short Simple Passes/ショートパスを中心にプレイする」特性の影響で、リスクが高いパスを供給する頻度が少ないブスケツが最適と言えます。また「Stays Back At All Times/常にポジションを保つ」特性を持つことから攻撃中であっても一歩引いた位置に留まる傾向が強いため、トレクアルティスタがプレイするエリア(相手DFと中盤の間)をより広げることができます。
※MCLの選手への個人指示
MCL指示
※MCRの選手への個人指示
MCR指示
「Central Midfielder/セントラルMF」を選択した理由

まず大前提として、今回の戦術の中心となる役割はレジスタです。そのためレジスタに集めたいボールを分散してしまう可能性がある中盤のプレイメーカーは、MCRLの候補には入りませんでした。

ティキ・タカのプリセットに含まれる4-3-3-DM-Wideには、3つのプレイメーカーが中盤に使われています。1つの役割を対象にするのではなく、1つのエリアにボールを集中させたい際には効果的な組み合わせかもしれません。

また相手チームの中盤とDFのスペースを広げるために、AMRL・STが前への動きを見せる一方で中盤の選手はポジションを保つ必要があります。ポジションから離れることが多い「Box To Box Midfielder/ボックストゥボックスMF」や「Mezzala/メッツァーラ」は、この条件にそぐわないため候補から外れます。

最後に残った「Ball Winning Midfielder/ボールウィニングMF+サポート」ですが、この役割に関しては唯一「Central Midfielder/セントラルMF+サポート」と入れ替えることができます。ただしバルセロナの中盤で適性が高い選手が少なく、プレイスタイルが若干守備寄りになることから、使用する頻度は多くないかもしれません。

個人的に「Carrilero/カリレロ」は、各サイドでプレイする選手が1人しかいないフォーメーションで真価を発揮する役割だと思っているため、元々候補に入れていません。

DR

このポジションはAMRのサポートを担う役割ですが、チーム全体のクオリティとプレイする選手の能力の高さから、攻撃的な役割である「Complete Wing Back/コンプリートWB+サポート」を選択しています。

「Stay Wider/サイドに残れ」が割り当てられていることに加えオーバーラップ頻度が断トツで高いCWBは、サイドで常にパスのオプションとなるため攻撃の幅を広げる上で大きな役割を果たします。

少ないリードを守り切りたい場合、DRLポジションの役割をWBやFBに変更するだけで、自動的にフォーメーションの重心を後方へと移動させることができます。

このポジションでファーストチョイスとなるセルジ・ロベルトは、能力の高さに加えて「Plays Short Simple Passesショートパスを中心にプレイする」特性を持つため、ディフェンスからの安定したビルドアップに貢献することができます。

対してセカンドチョイスとなるデストの能力値は(あくまでもバルセロナ基準では)あまり信頼が置ける数値ではなく、このポジションでプレイする選手にリスクが高いパスの供給を求めないことから「Take Fewer Risk/もっとリスクを減らせ」を割り当てています。

※DRの選手への個人指示

DR指示

AMR

FM21内で最も高い能力を誇るメッシを戦術内でも効果的に活かすために、この選手に最も適していると考えられる役割を優先して「Trequartista/トレクアルティスタ」を選択しました。

※FM21が正式にリリースされた直後のデータベースを基にしたランキング記事です。

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トレクアルティスタは「Advanced Playmaker/アドバンストPM」に比較的近いプレイを見せます。ただしオフ・ザ・ボール時の動きを中心により攻撃的な役割となっており、自身も積極的に得点を狙うことができます。※主にプレイするエリアが中盤とDFの間のスペースであることも、今回の戦術に非常に適していると言えます。
役割の特徴と選手能力の高さから、デフォルトの状態でも非常に多くのアシスト・得点をシーズン中に記録することになりますが、今回はさらに「Cut Inside With Ball/中央へドリブルしろ」を割り当てることで、能力の高さを活かすプレイをさらに増やすように指示を出しています。
※AMRの選手への個人指示 クロス頻度を下げる「Cross Less Often/クロスをもっと減らせ」を割り当てることで、ファイナルサード内でのボールキープ率をさらに高めることも可能です。
AMR指示

ST

このポジションで主にプレイすることになるグリーズマンは、得点能力はもちろんのこと非常に優れたパス・クロス供給能力を持ちます。さらに「Tries Killer Balls Often/キラーパスをよく狙う」特性を持っており、チャンスメイクもこなせることから「Advanced Forward/アドバンストFW」を選択しています。

ただしすでに説明した通りリスクが高いパスの供給役はMCLとAMRのみに限定したいため、「Passing Directness/パスの長さ」を短く設定しています。

STが1試合中にボールに触れる割合は、全体の3~5%ほどです。シンプルなパスを味方に繋げることが多いためパス成功率も高い傾向にありますが、今回の様に役割を明確にしたい場合はパスの長さを短くしたり、「Take Fewer Risk/もっとリスクを減らせ」を割り当てるようにしましょう。

※STの選手への個人指示

ST指示

DM

「Regista/レジスタ」がプレイするポジションです。

今回の様に遅いテンポを採用している場合、各選手が時間をかけてパスの供給先を探すため、相手のマークを外して効果的な位置でボールを受け取る動きがより重要になります。

そのためデ・ヨングが持つ優秀なオフ・ザ・ボール能力を活かせるレジスタは、後方から中盤にかけてのボール運びをスムーズにする上で非常に効果的な役割と言えます。

※DMの選手への個人指示 「Run At Defence/DFをドリブルで抜け」とデ・ヨングが持つ「Runs With Ball Through Centre/ピッチ中央をドリブルする」特性の影響で増加するドリブルの頻度を下げるために、「Dribble Less/ドリブルを控えろ」指示を出しています。

レジスタ指示

もしデ・ヨング以外の選手をDMで起用する場合

残念ながら、バルセロナ内でデ・ヨング並みにレジスタへの適性を持つ選手はいません。そのためもし他の選手をこのポジションで起用する場合は、他の役割へと変更する必要があります

例えばピャニッチやオリオル・ブスケツといったプレイメーカータイプの選手を起用する場合は、レジスタほどオフ・ザ・ボール能力が求められないDLPへの変更が妥当と言えます。

逆にブスケツやアラウホといった守備的な選手を起用する場合は、レジスタやDLPよりも攻撃に関与することが少ない役割を選択することが多くなるため、攻守のバランスが守備寄りになることが前提となります。この傾向を緩和したいのであれば、より積極的に味方選手のサポートをする「Defensive Midfielder/ディフェンシブMF+サポート」や「Ball Winning Midfielder+サポート」を選択するようにしましょう。

もし長期的にデ・ヨングが離脱する場合、個人的にベストな解決方法は4-2-3-1へのフォーメーション変更です。バルセロナの中盤には得点源となれる選手がいないため、4-3-3にこだわるよりもAMCに攻撃的な選手を置いた方がバランスは確実によくなります。

DC

守備の要となるDCポジションには、「Central Defender/セントラルDF」「Ball Playing Defender/ボールプレイングDF」を選択しています。

先に説明した通り今回は高い位置にディフェンスラインを敷いているため、非常にリスクが高い守備陣形となっています。この状態でさらにDCの選手も激しくプレスをかけに行くと、相手選手にプレスを躱された際に非常に危険な状況に陥ります。

そのため今回はどちらの役割にも「Close Down Less/プレスを弱める」を割り当てることで、適切なタイミングでのみプレスをかけるように指示を出しています。

このポジションで主にプレイするピケとラングレは、共に優れた「Marking/マーキング」能力を有するため、「Tight Marking/タイトにマークしろ」を割り当てています。ただし相手チームのSTが非常に高いスピード能力を持つ場合は、マークを振り切られた際のデメリットが大きくなるため、対戦相手ごとにこの指示の有無を調節する必要があります。
※DCLの選手への個人指示 このポジションでプレイする選手には、リスクが高いパスを一切求めないため「Take Fewer Risk/もっとリスクを減らせ」を割り当てています。また「Tackle Harder/タックルを強めに」指示を出すことで、ラングレが持つ能力の高さを活かすようにしています。
DCL指示
※DCRの選手への個人指示

DCR指示

シミュレーション結果

戦術のみを固定した状態で、シーズン開幕前の8/10から最後の試合日の翌日5/24までを指定して、3シーズン分シミュレーションを行いました。

個人指示は、選手ごとに調整を加えずに各ポジションに対してのみ割り当てています。またセットプレーの設定は行っていません。

1回目

国内カップ戦・CLは決勝まで進めずに敗退したものの、リーグ戦では優勝を果たしています。総得点は95、失点は21です。

結果1

結果2

ボール支配率は54%で、予想していたよりも低い数字となってしまいました。この数値をより高くするためには、各選手の役割やメンタリティを変更する必要があるかもしれません。

テンポを遅く設定している影響から、シーズン全体のパスの本数が他の上位チームと比較して3000~4000本も少なくなっています。

結果1-3

チーム内得点数トップはグリーズマンの30、次いでメッシの28となっています。アシスト数トップはメッシの25、次いでジョルディ・アルバの10です。デ・ヨングは1得点・9アシストを記録しており、平均レーティングは6.97となっています。

今回のシミュレーションではメンバーを固定していないため、各選手が別のポジションでプレイしている可能性があります。そのためデ・ヨングの成績には、レジスタ以外の役割(おそらく主にセントラルMF)でプレイした試合成績も含まれています。

結果1-4

2回目

リーグ戦は1位と2ポイント差で2位に終わりました。スーペルコパは優勝、CL・コパ・デル・レイは決勝に進む前に敗退しています。リーグ戦の総得点は73、失点は23です。

結果2-1

結果2-2

結果2-3

チーム内得点数トップはメッシとグリーズマンの24となっています。アシスト数トップはメッシの19、次いでピャニッチ・ペドリ、さらにセルジ・ロベルトの7です。デ・ヨングは得点4・アシスト0を記録しており、平均レーティングは6.88となっています。

結果2-4

3回目

リーグ戦優勝、コパデルレイ・スーペルコパ準優勝、CL準々決勝で敗退です。リーグ戦の総得点は91、失点は22です。

結果3-1

結果3-2

結果3-3

チーム内得点数トップはグリーズマンの35、次いでメッシの26となっています。アシスト数トップはファティの12、次いでメッシとジョルディ・アルバの11です。デ・ヨングは得点1・アシスト7を記録しており、平均レーティングは6.85となっています。

結果3-4

まとめ

みなさんいかがでしたか?

シミュレーション結果を見ると、レジスタを活かすことに関してはまだまだ改善点が多い戦術だということが分かります。セットプレーの設定や選手のモラル・出場メンバーの選出などを管理すれば、より安定した結果が得られると思うので、興味がある方はぜひ使ってみてください。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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