戦術を組み立てる前に知っておきたい全てがここにある!FM戦術マニュアル~前編~

みなさんこんにちは!

今回は、戦術を組み立てる際に基本となる「メンタリティ」「チーム全体への指示」を中心に解説を行います。これまでの経験と自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてください

メンタリティと各指示が与える影響を理解する

Football Manager内で試合中に見られる各選手の動きは、主に選手の「能力値」「プレイ特性」「役割(個人への指示)」、また「メンタリティ」「チーム全体への指示」によって決められています。

チームを成功へと導くためには、各要素のバランスを取ることはもちろんですが、対戦相手ごとにそのバランスを調節することが重要です。そのためプレーヤーが常に手を加えることができる「役割(個人への指示)」「メンタリティ」「チーム全体への指示」の3つの要素は、特にその重要性が高いと言えるでしょう。

今回はこれらの中から「メンタリティ」と「チーム全体への指示」をピックアップして、それぞれの意味や使用方法を確認していきます。

メンタリティは選手の積極性・創造性に影響する

「メンタリティ」とは各選手の積極性・創造性の基本レベルを決めるもので、異なる7つのメンタリティから選択することができます。

メンタリティ

より攻撃的なメンタリティを選択すると、各選手はより積極的に前への動きを見せるようになり、より創造性の高い動きやパスを選択するようになります。逆に守備的なメンタリティでは、リスクが高いプレイを控えるようになります。

そのため戦術を組み立てる際には「メンタリティ」を先に決めた上で、試合中に足りない/過剰なプレイを調節するために各指示を利用するといいでしょう

個人的に、7つのメンタリティの中でチームのベースとして1シーズン使用できるものは、「非常に攻撃的」「非常に守備的」以外の5つだと思っています。これら2つのメンタリティを選択すると、すべての選手の動きが攻撃・守備一方へと偏るため、バランスが非常に悪くなります。試合中に守備を捨ててでも点が欲しい・攻撃を捨ててでもリードを守りたいといった状況でのみ使用することをおすすめします。
またメンタリティを変更することで選手の動きだけではなく、「チーム全体への指示」「各選手のメンタリティ」にも変化が与えられます。

「チーム全体への指示」が受ける「メンタリティ」の影響

数ある「チーム全体への指示」の中で、メンタリティによって影響を受けるものは「Attacking Width/攻撃の幅」「Passing Directness/パスの長さ」「Tempo/テンポ」「Time Wasting/時間稼ぎ(守備寄りのメンタリティに変更した際のみ影響)」「プレスの激しさ/Pressing Intensity」「エンゲージライン/Line Of Engagement」「ディフェンスライン/Defensive Line」です。メンタリティを変更する度に、自動的にメンタリティレベルに適した指示内容のみが表示されるようになります

※以下の画像はメンタリティを「バランス」に設定した時の各指示の内容です。

バランスメンタリティ指示

バランスメンタリティ指示2

※メンタリティを「攻撃的」に設定すると、「バランス」時と比較して各指示の内容が変わっていることがわかります。エンゲージラインとディフェンスラインは分かりづらいですが、若干各ラインの位置が高くなっています。

攻撃的メンタリティ指示

攻撃的メンタリティ指示2

つまり攻撃的なメンタリティに変更した場合、選手の動きはより積極的・創造的になる上、さらに指示の内容も自動的にリスクの高いものへと変わっているわけです。

そのためもし「バランス」から「攻撃的」へと変更して指示の設定を変更しない場合、各選手はリスクが高いプレイばかりを見せるようになります。結果チャンスの質が安定せずポゼッション率も下がってしまうため、チームの成績は散々なものになるでしょう。

メンタリティを変更した場合、各指示を変更することは必須となります

能力が高い選手が集まっているビッククラブでプレイする場合は、攻撃的なメンタリティを選択することが多くなると思います。この時にリスクが高いプレイを促す指示をさらに追加すると、上記のような理由からプレイの質が安定しなくなるため、下・中位チームにも勝ちきれず順位を大きく落とすことになります。
より攻撃的・守備的なメンタリティへ設定を変更する際の指示の割り当て方

では各メンタリティを使用する場合に、どのような指示を組み合わせればいいのでしょうか。

基本的には設定した「メンタリティ」と逆方向に選手のプレイを促す指示を割り当てると、各選手の積極性・創造性のレベルがバランス寄りに戻るため、チーム全体のプレイが安定するようになります

例えば先ほどの様にメンタリティを「攻撃的」に設定した場合、リスクが高いプレイを控えるような指示を割り当てるようにしましょう。「攻撃的」なメンタリティでは各選手の積極性・創造性の基本レベルが高いため、そこからマイナスするような指示を割り当てたとしても、1つ下の「ポジティブ」なメンタリティを設定した時より各選手は攻撃的なプレイを見せます。

逆もまた然りでメンタリティを「守備的」に設定した場合は、リスクが高いプレイをより見せるような指示を設定しましょう。「守備的」なメンタリティでは各選手の積極性・創造性の基本レベルが低いため、プラスする指示を加えないと攻撃時にチャンスを創り出す頻度が少なくなってしまいます。

※どのような指示を振るべきかに関しては、「チーム全体への指示」「各選手への指示」の項目で説明します。

各指示の説明文を確認すると、「設定されているチームメンタリティよりも~」といった記載になっています。つまり各指示の基準はメンタリティごとに異なるわけです。そのため「守備的」なメンタリティを使用している際の「テンポ/標準」と、「攻撃的」なメンタリティを使用している際の「テンポ/標準」とでは、後者の方が攻撃時のテンポは速くなります。

「各選手のメンタリティ」が受ける「メンタリティ」と「役割」の影響

「メンタリティとは、各選手の積極性・創造性のレベルを決めるもの」と初めに説明を行いました。ただしチームメンタリティがそのまま各選手の積極性・創造性のレベルに反映されるわけではありません。なぜなら割り当てられた役割もまた「各選手のメンタリティ」に影響を与えるからです

※「各選手のメンタリティ」は以下の様に「各選手への指示」画面内で確認することができます。

個人指示メンタリティ

ベースとなる積極性・創造性のレベルを「チーム全体のメンタリティ」で設定した後の「各選手のメンタリティ」の調整は、「各選手の役割」が鍵になるとも言えるでしょう

「各選手のメンタリティ」を調節する方法

例えばチーム全体で「バランス」メンタリティを使用していて、役割が「FB+攻撃」の選手をフォーメーションに組み込んでいる場合。さらにこの組み合わせが上手く機能としていると仮定しましょう。

※チームメンタリティが「バランス」の時、「FB+攻撃」の選手は「ポジティブ」メンタリティになっています。

FBポジティブ

もしこの状態でチーム全体のメンタリティを「ポジティブ」へと変更すると、「FB+攻撃」の選手は「攻撃的」なメンタリティでプレイすることになり、過剰な動きが多くなるでしょう。これはメンタリティの変化に加えて「Get Further Forward/もっと前に出ろ」の指示が元々割り当てられていることが大きな原因です。

※チームメンタリティが「ポジティブ」の時、「FB+攻撃」の選手は「攻撃的」メンタリティになっています。

攻撃的FB

これを解決するためには、「選手のメンタリティ」レベルを下げるか指示を取り除く必要があります。その両方を同時に行えるのが「役割の変更」です

このケースではまず「FB+攻撃」から「FB+サポート」へと役割を変更して「選手のメンタリティ」をポジティブへと戻してみましょう。もしこの変更によって選手の動きが物足りなくなってしまった場合は、改めて「Get Further Forward/もっと前に出ろ」を割り当てたり「WB+守備orサポート」を試すことで微調整を加えます。

逆にそれでも積極的な動きが多いと感じるのであれば、「FB+守備」へと変更するか「Hold Position/ポジションを守れ」を割り当てる必要があるでしょう。

つまり「各選手のメンタリティ」は「役割」を変更することで調節を行い、さらに「各選手への指示」を追加することで動きに微調整を加えることができます。

以上の例からも分かるように、指示が割り当てられていない「Full Back/サイドバック+サポート」「CMF/セントラルMF+サポート」「DMF/ディフェンシブMF」「AM/アタッキングMF」といった役割は、「各選手のメンタリティ」を調節する上で非常に便利な存在です。個人的に「攻撃的」「守備的」なメンタリティを使用する際には必ずフォーメーションに組み込む役割です。

チーム全体への指示は「目指す戦術の構築」「リスクの調節」のために使用する

FM戦術系のブログやSIフォーラムを見てみると、「チーム全体への指示」をあまり複雑に設定しない方が勝率は高くなるといった意見を目にします(実際にSIスタッフも同じことを言っています)。果たしてこれは正しいのでしょうか。

これは「メンタリティの設定と目指す戦術スタイル次第」と言えるでしょう

先に説明した通り「攻撃的」「守備的」なメンタリティの場合は、積極性・創造性のレベルがどちらかに極端に寄るため「チーム全体への指示」を割り当てることが必須となります。また各「指示」なしでは、ゲーム内で再現できる戦術が非常に少なくなってしまいます。

これら「目指す戦術を再現するために必要となる指示」と「積極性・創造性のレベルを調節するための指示」2つのバランスが取れていれば、例え指示の総数が多くても少なくても試合で勝てる戦術を作り上げることができます。

そこでこの項目では、「ポゼッション時」「トランジション時」「非ポゼッション時」の3つに分類された各「チーム全体への指示」が、どのような戦術に向いていて、どのようなメンタリティと相性がいいのかを説明していきます。

※この記事では「ポゼッション時」の指示のみを取り扱います。残り2つのエリアと「各選手への指示」については中編をご覧ください。

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みなさんこんにちは! 前回に引き続き「チーム全体への指示」を中心に解説を行います。これまでの経験と自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてください。 ※「メンタリティ」「ポゼッション時」[…]

アイキャッチ
所属する各選手の能力値やプレイ特性によって試合中の動きが大きく異なるため、ここで説明する内容が全てのチームに当てはまるわけではない点に注意してください。あくまでも基本的な考え方であり、各チームごとに微調整を加える必要があります

ポゼッション時の指示

このエリアに分類される指示はチームがボールを保持している際の選手のプレイに関わる指示です。

ポゼッション時指示

Attacking Width/攻撃の幅

選手間の距離を調節するための指示です。

短いパスを繋いでいくようなスタイルを目指す場合は、横の距離感が狭い方がいいでしょう。自然とピッチ中央が攻撃の中心になっていきます。

逆に各選手の距離感が広い場合は、スペースを利用した攻撃に向いています。個人的にはサイドからの攻撃を有効に活用したい場合には、幅を広く設定しています。

Pass Into Space/スペースへのパス

味方選手の足元へとパスを出すのではなく、選手が走りこむスペースに向けてパスを出すように指示を出します。

対戦相手のディフェンスラインが高く利用できるスペースが多い場合や、カウンターが攻撃の中心になる場合に非常に効果的な指示になります

ただし「リスクが高い」パスを選手に要求することで選手の積極性・創造性のレベルを上げることになるため、この指示を使用する際は以下の点に注意してください。

  • メンタリティが攻撃的な場合、他の指示との組み合わせ次第では攻撃の質を大きく落とすことがあります。特に選手の積極性・創造性のレベルをさらに上げることになる「ロングパス多め」「テンポが速い」「より創造的なプレイ」といった指示と組み合わせる場合は注意が必要です。
  • パスの出し手となる選手は高い「Vision/視野」「Technique/テクニック」「Pass/パス」「Anticipation/予測力」「Flair/創造力」能力を持っている必要があります。
  • 受け手となる選手は、瞬発力系能力に加えて「First Touch/ファーストタッチ」「Anticipation/予測力」「Off The Ball/オフ・ザ・ボール」といった能力が高い必要があります。
Over Lap/オーバーラップ
サイドでプレイする選手に、ボールを保持して自身を外側から追い越す選手(主にFB/WB)を待つように指示を出します。
チーム内に高いクロス供給能力を持つFB/WBがいて、さらに高さのあるSTがいる場合にこの指示を割り当てると、各選手の長所をより活かすことができます
ただしFB/WBの選手とAM(RL)のメンタリティに変化がある点に注意をしましょう。以下の画像で各ポジションのメンタリティの変化を確認することができます。
※オーバーラップ指示がない状態のAM(RL)のメンタリティ
AMRポジティブ
※オーバーラップ指示を出した状態のAM(RL)のメンタリティ 1つ前の画像と比べるとメンタリティがバランス寄りになっています。
AMRバランス
※オーバーラップ指示がない状態のFB/WBのメンタリティ
AMRポジティブ
※オーバーラップ指示を出した状態のFB/WBのメンタリティ 1つ前の画像と比べるとメンタリティが攻撃的になっています。
WB攻撃的
つまりこの指示を出すとAM(RL)の選手のメンタリティは守備寄りになり、FB/WBの選手は攻撃寄りのメンタリティに変化するということです
これによってFB/WBはより積極的に前への動きを見せるようになるため、中盤の選手に「Hold Position/ポジションを保て」を割り当てるか「Half Back/ハーフバック」等を使用して、カウンターを受けた際のフォロー役をフォーメーションに組み入れる必要があります。
またAM(RL)の選手に積極的に攻撃に関わってもらいたい場合は、メンタリティを下げてしまうこの指示は適さないかもしれません。さらに攻撃がサイド中心になるため、中央からの崩しが中心となる戦術と相性がいいとは言えないでしょう。
FB/WBの選手のメンタリティが攻撃寄りで「Get Further Forward/もっと前に出ろ」が割り当てられていれば、この指示がなくても各選手は試合中に何度もオーバーラップを試みます。
Under Lap/アンダーラップ
サイドでプレイする選手に、ボールを保持して内側から追い越す選手を待つように指示を出します。
サイドの選手が高いパス能力を持ち、AM(C)・CMFのオフ・ザ・ボールに関わる能力が高い場合は、より効果的な指示になります
注意点としては、AM(RL)とFB/WBのメンタリティにオーバーラップを使用した際と全く同じ影響が現れるということ。さらにこの指示を使用しても、FB/WBの選手がピッチ中央に向けてランニングする頻度が増えるわけではないということです。
FB/WBの役割は基本的にピッチ中央に向かってランニングすることはありません。「Inverted Wing Back/インバーテッドWB」が唯一の選択肢となりますが、動きに特徴があるためこの役割を中心にフォーメーションを組み立てる必要があります。※今後の記事で取り扱います。
以下の画像からも分かるように、あくまでも内側を走りこむ「チームメート」全体が対象となるため、AM(C)やCMF等の選手が優れた能力を持っていない場合はあまり効果的な指示ではありません。またピッチ中央からの攻撃が中心になるため、サイドからのクロス供給がメインとなる戦術では使用を控えたほうがいいでしょう。
アンダーラップ説明文
Focus Play Through The Middle/中央を重視

この指示を出すと各選手は、自分よりも内側でプレイする味方選手に最優先でパスを出すようになります。

中盤の底が薄いフォーメーションを対戦相手が採用している試合や、優秀なプレイメーカーがいる場合は非常に効果的な指示となります

ただしサイドからドリブルで駆け上がったり、タッチライン手前からクロスを上げる機会が通常よりも少なくなる点に注意しましょう。

FM20以前でこの指示を使用した際、D(C)とDMFでプレイする選手のメンタリティが攻撃寄りに変化していましたが、FM21ではこのメンタリティの変化がなくなっています。
Focus Play Through The Flank/各サイドを重視

この指示を出すと各選手は、自分よりも外側でプレイする味方選手に最優先でパスを出すようになります。

サイドに優秀な選手が揃っている場合や、サイドに1人しか選手がいないフォーメーションを対戦相手が採用している試合でより効果的な指示となります

ただしサイドでプレイする選手の「First Touch/ファーストタッチ」が高くないとボールを失うことが多くなる点と、中盤からの組み立てが通常よりも少なくなる点に注意しましょう。

FM20以前でこの指示を使用した際、FB/WBとM(RL)でプレイする選手のメンタリティが攻撃寄りに変化していましたが、FM21ではこのメンタリティの変化がなくなっています。
Play Out Of Defense/ディフェンスからパスを組み立てる

ボールをクリアするよりも、パスを繋ぎディフェンスからビルドアップを行うように指示を出します。

ポゼッション率を高めて試合をコントロールしたい場合には必須ともいえる指示ですが、使用する際に以下の様な点に注意しましょう。

  • D(C)・FB/WBでプレイする選手であっても、「Pass/パス」「First Touch/ファーストタッチ」がある程度高くないとミスが多くなるため、後方から安定したビルドアップを行うことができなくなります。
  • また冷静な判断を下すために必要な「Composure/冷静さ」「Decision/判断力」がある程度高くないと、プレスをかけられた時にボールを簡単に失ってしまいます。自陣ゴール近くでのボールロストとなるため、非常に危険な状況に陥ることになります。
  • 前に比重が置かれたフォーメーションや、プレッシャーを激しくかけてくるような戦術を対戦相手が採用している場合は、非常にリスクが高い指示となります。
Passing Directness/パスの長さ

パスの長さに関わる指示で、テンポやメンタリティと互いに影響し合います。

短いパスを繋いでいくように指示を出すと各選手は慎重にボールを回すようになるため、リスクが高いパスの頻度は少なくなります。また試合中のテンポを自然と遅くする効果もあります

そのため攻撃的なメンタリティを使用している時の積極性・創造性のレベルの調節や、ティキ・タカやコントロールポゼッションといった戦術スタイルと非常に相性が良い指示です。

パスを短くするということは、選手の積極性・創造性のレベルを下げるということです。同じように選手のリスクレベルを下げる指示と併用すると、(メンタリティやチーム次第ですが)慎重すぎるプレイを見せる傾向があるため注意が必要です。

逆により長いパスを選択するように指示を出すと、各選手はリスクが高いロングパスを中心により素早くボールを前線に運ぶようになります。また試合中のテンポをより速くする効果もあります

そのため守備的なメンタリティを使用している時の積極性・創造性のレベルの調節や、カウンターが攻撃のメインになる戦術スタイルと非常に相性が良い指示です。

パスを長くするということは、選手の積極性・創造性のレベルを上げるということです。同じように選手のリスクレベルを上げる指示と併用すると、(メンタリティやチーム次第ですが)積極的すぎるプレイを見せる傾向があるため注意が必要です。
Tempo/テンポ

攻撃のテンポに関わる指示で、テンポやメンタリティと互いに影響し合います。

より遅いテンポでプレイするように指示を出すと、各選手はより時間かけて次のプレイを決断するようになります。結果的に決定的なチャンスが訪れるまで慎重に短いパスを繋ぐようになり、各選手がサポートに入りやすくなるためボール支配率が高くなる傾向にあります。

ただしテンポが遅くなる分プレッシャーをかけられる場面が増えるため、各選手はボールを扱う能力に加えて優秀な「Balance/バランス」や「Composure/冷静さ」「Decision/判断力」能力を持っている必要があります。

攻撃的なメンタリティを使用している時の積極性・創造性のレベルの調節や、試合全体をコントロールしたい時に効果を発揮する指示です。

テンポを遅くするということは、選手の積極性・創造性のレベルを下げるということです
より速いテンポでプレイするように指示を出すと、各選手はより素早く次のプレイに移るようになります。結果的に各選手はより積極的にボールを動かすようになるため、相手の陣形が整う前にスペースを利用した攻撃に移ることができます。
ただしテンポが速くなることで自然とリスクが高いロングパスや無謀なスルーパスが増えるため、例え能力が高い優秀な選手が揃っていたとしてもボールを簡単に失う傾向がある点に注意しましょう。
守備的なメンタリティを使用している時の積極性・創造性のレベルの調節や、よりアグレッシブに選手にプレイしてほしい時に効果を発揮する指示です。
テンポを速くするということは、選手の積極性・創造性のレベルを上げるということです
Time Wasting/時間稼ぎ

ポゼッション時やセットプレー時に、通常より時間を費やすように指示を出します。

試合終盤なんとしてもリードを守り切りたい時に、守備的なメンタリティと組み合わせることで効果的な指示となるでしょう

クロスの種類

「Floated Cross/高いクロスを入れろ」「Whipped Cross/変化するクロスを入れろ」「Low Cross/低いクロスを入れろ」の3つの中から、クロスのタイプを選択することができます。

「Floated Cross/高いクロスを入れろ」は高い弾道のクロスをペナルティーエリア内に供給します。「Heading/ヘディング」「Finishing/決定力」「Balance/バランス」「Jumping Reach/ジャンプ到達点」「Strength/強靭さ」能力が優れている高さのあるSTがいる場合は、このクロスを選択することで得点機会を増やすことできるでしょう。

「Whipped Cross/変化するクロスを入れろ」は早く大きく曲がるクロスをペナルティーエリア内に供給します。処理が難しいボールのため、上記の能力はもちろんのこと「Anticipation/予測力」「Off the Ball/オフ・ザ・ボール」「Acceleration/加速力」「Agility/敏捷性」「Pace/スピード」等の能力が優れていないと、ペナルティーエリア内の選手が対応できないかもしれません。

「Low Cross/低いクロスを入れろ」は低弾道のクロスをペナルティーエリア内に供給します。高さはなくても狭いエリア内で相手選手のマークを一瞬で外せるような、「Anticipation/予測力」「Off the Ball/オフ・ザ・ボール」「Acceleration/加速力」「Agility/敏捷性」「Pace/スピード」能力が優秀なSTがいる場合は、このクロスを選択するようにしましょう。

異なるタイプのSTを組み合わせている場合は、「Mixed Cross/さまざまなクロスを入れろ」を選択することで様々なタイプのクロスを状況に合わせて供給することができます。
Work Ball Into Box/エリア内に持ち込め

ファイナルサード内でボールを慎重に回して、決定的なチャンスが訪れるまで待つように指示を出します。

優れた「Long Shot/ロングシュート」能力を持つ選手がいないチームを指揮する時や、試合中にペナルティーエリア外からのロングシュートが多すぎる場合に効果的な指示となります。また相手チームのディフェンスラインが低くプレスが激しくない場合、ファイナルサード内でのポゼッション率をさらに高めることができます。

ただし各選手「Pass/パス」「First Touch/ファーストタッチ」「Composure/冷静さ」「Decision/判断力」能力が高くないと、相手のプレスが激しい場合はすぐにボールを失ってしまいます。また決定的なチャンスを創り出す「Technique/テクニック」「Flair/創造力」が高い選手がチーム内にいる必要があります。

※この指示に加えてオーバーラップや「Get Further Forward/もっと前に出ろ」を同時に使用すると、攻撃時に前への比重が大きくなるため後ろに残る選手が少なくなってしまいます。

この指示を出すと、各選手の積極性・創造性のレベルが下がります。テンポを遅くパスを短くするように指示を出している場合、「Work Ball Into Box/エリア内に持ち込め」と同じ効果を得ることができるため、この指示を追加する必要はありません。
Shoot On Sight/すぐにシュートを打て

タイミングがあればシュートを積極的に狙うように指示を出します。

優れた「Long Shot/ロングシュート」能力を持つ選手が複数いるチームを指揮する時や、相手の守備が固くペナルティーエリア内でのプレイ・シュートが難しい場合に効果的な指示となります。

全体のシュート数は上がるものの枠内シュート率や決定率は下がるため、使用する際は注意が必要です。

この指示を出すと、各選手の積極性・創造性のレベルが上がります
Hit Early Cross/アーリークロスを上げろ

ボールを受け取った後すぐにペナルティーエリア内へクロスを上げるように、各選手に指示を出します。

質が高いクロスを供給できる「Crossing/クロス」「Technique/テクニック」「Anticipation/予測力」「Vision/視野」が高い選手や、優れた抜け出しを見せる「Anticipation/予測力」「Off the Ball/オフ・ザ・ボール」「Acceleration/加速力」「Agility/敏捷性」「Pace/スピード」能力が高いSTがいる場合は、積極的に使用するべき指示となります

またカウンターがメインとなる戦術や、相手のディフェンスラインが高く設定されていて裏のスペースが大きい場合も、効果的にこの指示を使用することができるでしょう

ただし「Cross From Byline/ライン際でクロスを上げろ」や「Dribble More/ドリブルをもっと使え」といった個人指示が割り当てられている役割の選手は、試合中にアーリークロスを選択することが少ないので、この指示を出しても期待するプレイが見られないことが多いです。

そのためこの指示を使用する時は、カスタマイズ可能なFB/WBのサポートの役割を選択することで「Cross From Byline/ライン際でクロスを上げろ」を外したり、さらに「Cross From Deep/アーリークロスを上げろ」を割り当てることで、よりこの指示を効果的に使用することができます。

Play For Set Pieces/セットプレイを取れ

各選手に意図的にコーナーやフリーキック・スローインを得るように指示を出します。

「Free Kick Taking/フリーキック」「Crossing/クロス」「Technique/テクニック」能力が優れた選手がいる場合は、この指示を出すことで能力の高さを活かす場面を増やすことができます

また試合終盤でリードを守り切りたい時に、守備的なメンタリティや「Time Wasting/時間稼ぎ」と組み合わせることで、より時間をかけてプレイするようになります

Dribble/ドリブル

ドリブルに関わる指示で「Dribble Less/ドリブルをもっと控えろ」「Dribble More/ドリブルでDFを抜け」から選択することができます。

「Dribble Less/ドリブルをもっと控えろ」を選択すると、各選手はドリブルよりもパスを選択するようになります。パス主体のスタイルを組み立てたい場合に、効果的な指示となるでしょう

ドリブルを控えるように指示を出すと、選手の積極性・創造性のレベルは下がります。テンポを遅くパスを短くするように指示を出している場合、「Dribble Less/ドリブルをもっと控えろ」とほとんど同じ効果を得ることができるため、多くの場合この指示を追加で出す必要はありません。
「Dribble More/ドリブルでDFを抜け」を選択すると、各選手はドリブルでボールを前に運ぶようになります。
「Dribble/ドリブル」「Acceleration/加速力」「Agility/敏捷性」「Balance/バランス」「Pace/スピード」が高い選手が多い場合、またカウンター主体の戦術を選択している際には効果的な指示になります
ドリブルを増やすように指示を出すと、選手の積極性・創造性のレベルは上がります
Creative Freedom/創造性

チーム全体の創造力に関わる指示で「Be More Disciplined/もっと自分を抑えろ」「Be More Expressive/もっと自分を出せ」から選択することができます。

「Be More Disciplined/もっと自分を抑えろ」を選択すると、各選手はよりチームの一部としてプレイするようになります。

主に攻撃的なメンタリティや速いテンポ・長いパスを設定している時に、積極性・創造性のレベルを調節するために使用します。決してチーム全体の「Technique/テクニック」「Flair/創造力」の高さがこの指示を割り当てる基準になるわけではない点に注意しましょう。

※クリエイティブな選手が揃っているクラブであっても積極性・創造性のレベルを上げる指示を割り当てている場合は、「Be More Disciplined/もっと自分を抑えろ」を使用することが多くなるはずです。

より自由な表現を抑えるということは、選手の積極性・創造性のレベルを下げるということです
「Be More Expressive/もっと自分を出せ」を選択すると、創造的なプレイをより選択するようになり、ポジションを離れ自由にプレイすることが多くなります。

主に守備的なメンタリティや遅いテンポ・短いパスを設定している時に、積極性・創造性のレベルを調節するために使用します。そのためテンポが遅く細かくパスを繋いでいく「ティキ・タカ」を目指す場合は、非常に相性が良い指示となります。

より自由な表現を促すということは、選手の積極性・創造性のレベルを上げるということです

まとめ

みなさんいかがでしたか?

今回の記事の中で最も重要になるのは、「メンタリティ」が全てを決めるということです。そのため文中でも触れていますが、基本戦術を考える時はまず「メンタリティ」を設定してから必要な指示のみを追加していくようにしましょう。そこさえ押さえておけば、どんなメンタリティを選択しても戦術が大きく破綻することはなくなるはずです。

ぜひ今回の記事を参考に、様々な指示の組み合わせにチャレンジしてみてください。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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