Football Managerで最もユニークな役割=インバーテッドWBはこう使え!

みなさんこんにちは!

今回は「Inverted Wing Back/インバーテッドWB 」をピックアップして、役割の特徴や使用方法などを紹介していきます。

※これまでの経験と自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてください。DRL/WBポジションのその他の役割に関しては、以下の記事で分析を行っています。

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みなさんこんにちは! 今回はDRL/WBポジションで選択できる各役割に焦点を当てて、特徴や具体的な使用例を紹介していきます。 ※これまでの経験と自分なりの解釈が基になっているので、あくまでも数ある情報の1つとして参考にしてみてく[…]

アイキャッチ

インバーテッドWBを効果的に機能させる鍵は、中盤の選手の動きにある

攻撃に幅を加えることが主な役割となるDRL/WBポジションにおいて、インバーテッドWBは中央にポジションを移しミッドフィルダーの様に振舞う異色の役割です。

サイドからクロスを供給する頻度こそ減少するものの、中盤の選手が空けたスペースのカバーや、サイドから中央を経由して前線のスペースに飛び込む独特な動きで、攻撃に貢献することができます。

今回はこの役割の各タスクの特徴をスタッツから読み取った上で、他のポジションとの効果的な組み合わせを紹介していきます。

「Automatic/自動」タスクは今回の分析の対象外ですが、次回の記事でこのタスクの特徴と効果的な使用方法を紹介します。

データベースの説明

前回の分析で使用したデータベースから変更点はありません。

ただしフォーメーションに関しては、どのタスクを使用しても他のポジションとプレイエリアが被らないようにするために、4-1-5-DM-AM-Wideを使用しています。

※使用したフォーメーション

フォーメーション

年間スタッツ・プレイエリアから読み取る各タスクの特徴

分析に使用するデータは、各タスク2回ずつ行ったシミュレーション・合計28チーム分のデータから割り出したシーズン平均スタッツです。※ゴール・アシスト・ドリブルは38試合換算。またこの項目内の画像で見られるフォーメーションは4-2-3-1です。

使用するフォーメーションや同時に起用する他のポジションの役割次第で、今回取り扱うスタッツとは全く異なる数値が得られる場合があります。

攻撃タスク

ゴール シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 空中戦/90分 走行距離/90分
9.46 2.71 46.27 87% 9.89 2.51 4.64 8.71 1.66 2.16 3.68 14.27

サポートタスク

ゴール シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 空中戦/90分 走行距離/90分
3.07 0.74 52.36 86% 6.07 1.82 4.30 1.71 1.29 2.59 3.70 12.82

守備タスク

ゴール シュート/90分 パス/90分 パス成功率 アシスト キーパス/90分 クロス/90分 ドリブル タックル/90分 インターセプト/90分 空中戦/90分 走行距離/90分
0.60 0.06 48.13 92% 3.03 1.00 3.76 2.28 1.26 2.57 3.50 11.91

攻撃タスクの特徴

このタスクでプレイする選手は、シュートを放つ頻度やゴール数が他のタスクよりも多くなる傾向にあります。※分析に使用したフォーメーションが異なるためあくまでも参考程度にしかなりませんが、コンプリートWB+攻撃タスクのシーズン平均が1.61点だったことを考えると驚異的な数値です。

またDRL/WBポジションの主な攻撃手段であるクロスの供給頻度が減少する一方で、中央からラストパスを供給する場面が増えるため、他の役割と同じように優秀なキーパス・アシスト数を記録していることが分かります。

さらに攻撃的なメンタリティやプレイエリアの影響で、ドリブル試行回数・走行距離が多くなる点もこのタスクの特徴と言えるでしょう。

以上のことから分かるように攻撃タスクでプレイする選手は、DRL/WBポジションに求められる能力に加えて、優秀な「First Touch/ファーストタッチ」「Pass/パス」「Technique/テクニック」「Anticipation/予測力」「Flair/創造力」「Vision/視野」「Finishing/決定力」「Long Shot/ロングシュート」能力を保有している必要があります

ゲーム開始時点でこのタスクに適した選手を見つけるのは非常に難しいですが、優秀なMC/AMCの選手をこの役割・タスクにコンバートさせて成功した場合や、サイドの選手を得点源として活用する戦術を導入したい場合には効果的なタスクとなるでしょう。

FM内で確認できる攻撃タスクに求められる能力の中に「Finishing/決定力」は含まれません。ただしペナルティエリア内でシュートを放つ頻度が多く、フォーメーション・戦術の設定次第ではスペースを抜けてラストパスを受け取る役割にもなるため、「Long Shot/ロングシュート」と並んでこの能力の重要性は高いと個人的には感じます。

攻撃タスクのプレイエリアと他のポジションとの関係性

攻撃タスクでプレイする選手は、相手陣内においてMCの攻撃タスクやAMCのサポートタスクに近い動きを見せます

※攻撃タスクが12試合の中でボールを受けた位置

攻撃タスクプレイエリア

サイドの深い位置から相手ペナルティエリアまでの広大なエリアをカバーするこの独特な動きこそが、攻撃タスクが優秀な得点・アシスト数を記録する最大の要因だと言えますが、同時にいくつかの解決すべき問題を作り出す点に注意をする必要があります。

サイドのスペースのケアは攻撃タスク利用時にはマスト!

1つ目の問題は、サイドに大きなスペースが生まれる点です

このタスクでプレイする選手は、中盤からペナルティエリア内に侵入する動きを見せるため、以下の画像からも分かる通りサイドのスペースをカバーすることができません。もしこのスペースを放置した場合、相手チームのカウンターへの対応力が大幅に弱まるため、失点数が増加することは避けられないでしょう。

実際に今回の分析で攻撃タスクを組み込んだチームと、カウンターに対応できる位置でプレイする守備タスクを組み込んだチームとの間には、シーズン平均失点数に30点近い開きがあります。※守備タスクチームの平均失点が78.85点に対して、攻撃タスクチームの平均失点は106.71点。

※分析に使用したフォーメーション内にはMCRLでプレイする選手がいないため、AMRLがサイドで孤立している。

悪い例

そのため攻撃タスクを使用する場合、サイドをカバーする役割やペナルティエリア外の若干低い位置でカウンターに対応できる役割をフォーメーションに組み込み、守備の安定性を確保することが必須となります

具体的にはDMポジションの役割すべて、MCRLの「Hold Position/ポジションを守れ」が割り当てられているサポート・守備タスク、MRLの守備・サポートタスクと言った役割と組み合わせて使用するようにしましょう。※シンプルに3バックもありです。

「Get Further Forward/もっと前に出ろ」「Roam From Position/ポジションを離れていい」が割り当てられた攻撃タスクやメッツァーラ・ボックストゥボックスMFといった役割との組み合わせは、守備の質が大きく落ちる点、プレイエリアがインバーテッドWBの攻撃タスクと被ることからおすすめしません。

さらにMCRLの選手に「Stay Wider/サイドに残れ」を割り当てることで、サイドのカバーに入る頻度を高めることができます。ウイングバックの守備タスクに近い動きを見せるため、AMRLのサポートを任せたい場合に効果的な指示となります。

※両サイドにインバーテッドWBの攻撃タスク、MCLにセントラルMFの守備タスク(CM+D)+「Stay Wider/サイドに残れ」、MCRにDLP+サポートタスク+「Stay Wider/サイドに残れ」を配置した時の各選手のポジショニング。MCRがサイドのカバーを、MCLがカウンターに対応できる位置でプレイしている。

良い例

後方からパスを組み立てる戦術と相性が悪い!

2つ目の問題は、後方から攻撃を組み立てづらくなる点です。※これは攻撃タスクだけではなく、インバーテッドWB全体に言える問題でもあります。

この役割でプレイする選手は、(AMRLポジションでプレイする選手がサイドのスぺースを空けない限り)基本的に内側にポジショニングするようになるため、後方からのビルドアップ時にボールを外のスペースに逃がしづらくなります。

結果的にパスを出す選択肢が少なくなり、ロングパスを前線の選手に供給せざるを得なくなることで、ボールを失う頻度が高くなる傾向にあります。

「Play Out Of Defense/ディフェンスからパスを組み立てる」は後方から慎重にボールを運ぶように促すチーム指示のため、パスの供給先の選択肢が狭くなるIWBとの相性はあまり良くないと個人的には感じます。
※中盤の選手がCDの選手にボールを戻したことで、次に選択できる供給先が少なくなった状態。相手チームの選手がプレスをかけに来ているため、ロングボールをウインガーに向けて出すが、相手チームの選手に奪われてポゼッションを失うことになる。

悪い例

そのためインバーテッドWBを使用する場合、ボールが早い段階で中盤以降の選手に渡るように、メンタリティや各指示を調節する必要があります

具体的には「Play Out Of Defense/ディフェンスからパスを組み立てる」を指示から外したり、中盤の選手にボールがすぐに渡るようにゴールキックの供給先をDRL/WBポジションやプレイメーカーに設定することが考えられます。

またボールを前に運ぶ積極性を高めるために、ドリブルを中心にボールを運ぶように指示を出したり、メンタリティを攻撃寄りに設定することでテンポを速めることも効果的な解決方法の1つと言えます。

サポートタスクの特徴

このタスクでプレイする選手は、パスが集まりやすいピッチ中央のエリアでプレイするため、パスを供給する本数が自然と増加する傾向にあります。さらにリスクがある中・長距離パスの割合が3つのタスクの中で最も高いことから、サポートタスクでプレイする選手にはより一層優秀なパス・テクニック能力が求められると言えるでしょう

※レーティング7.0以上を記録した20試合の中で記録したパスの内訳表。

攻撃タスク

パス成功数 長パス 中パス 短パス
1066 37(3%) 241(23%) 788(74%)

サポートタスク

パス成功数 長パス 中パス 短パス
1160 86(8%) 315(27%) 759(65%)

守備タスク

パス成功数 長パス 中パス 短パス
1087 32(3%) 332(30%) 723(67%)

 

また中盤でプレイする分、攻撃タスクと比較してインターセプトの数が多くなる傾向にあります。そのため「Anticipation/予測力」「Composure/冷静さ」「Decision/判断力」「Positioning/ポジショニング」能力が優秀な選手にこのタスクを割り当てることで、より頻繁に相手の攻撃を潰しカウンターに繋げることができるはずです

ゲーム開始時点でも高い適正を持つ選手がデータベース上に存在するため、フォーメーションに組み込みやすいタスクです。中盤の支配率を高めたい場合や、MCポジションの選手が空けたスペースをカバーしたい場合には効果的なタスクとなるでしょう。

「Tries Killer Ball Often/キラーパスをよく狙う」や「Arrives Late In The Opposition Area/」特性は、サポートタスクのプレイスタイルと非常に相性が良いと言えます。アシスト・得点に絡む機会をさらに増やすことができるため、このタスクでプレイする選手に習得の指示を出すことをおすすめします。

サポートタスクのプレイエリアと他のポジションとの関係性

サポートタスクでプレイする選手は、「Hold Position/ポジションを守れ」が割り当てられているMCポジションの選手に近い動きを見せます

※サポートタスクが12試合の中でボールを受けた位置 攻撃タスクよりもプレイエリアの重心がピッチ中央寄りにあるため、ペナルティエリア内・付近でボールを受け取る機会が少なくなっている。

サポートタスクプレイエリア

そのためプレイエリアが被らない「Roam From Position/ポジションを離れていい」や「Get Further Forward/もっと前に出ろ」が割り当てられている中盤のサポート・攻撃タスクとの相性は抜群です

※両サイドにインバーテッドWB+サポートを配置して、ボックストゥボックスMF・メッツァーラ+攻撃を中盤に起用した時の各選手のポジショニング。インバーテッドWBは中盤の各選手よりも低い位置で、適切な距離を保ちながらプレイしている。

IWB例

一方でDLP+サポートなど「Hold Position/ポジションを守れ」が割り当てられている役割とインバーテッドWB+サポートを同時に起用する場合は、以下1枚目の画像の様に各選手が同じエリア・列上でプレイすることになります。

フォーメーションや他のポジションに割り当てる役割次第では、前線との間に大きなスペースができてしまうため、ボールが繋がりづらくなる点に注意しましょう。※中盤の守備タスクとインバーテッドWBのサポートタスクを組み合わせた際にも、同様の問題が発生します。

この問題はAMCポジションに選手を配置するか、2枚目の画像の様にMCRLどちらか一方に前への動きを見せる役割を割り当てることで解決することができます。

インバーテッドWB例

※「Hold Position/ポジションを守れ」が割り当てられた中盤を1人に減らして、前への動きを見せるボックストゥボックスMF(B2B)を同時に起用した時の各選手のポジショニング。同列上でプレイする選手はより適切な距離間でプレイしており、中盤の選手が前への動きを見せることでフォーメーション全体のバランスが改善されている。

インバーテッドWBフォーメーション

中盤でプレイする分、守備への切り替えも問題なく対応できます。ただしDRL/WBポジションのメンタリティを攻撃寄りにするアンダーラップ・オーバーラップや「Get Further Forward/もっと前に出ろ」を割り当てた場合、通常よりも高い位置でプレイすることになるため、相手チームのカウンターに対応できない可能性がある点に注意しましょう。

守備タスクの特徴

このタスクでプレイする選手は、メンタリティやプレイエリアの影響で、シュート本数やキーパス数が他のタスクよりも低い数値を記録する傾向にあります。

そのため攻撃に関わる能力はそこまで求められないものの、味方陣内により近い位置でプレイすることから、相手チームのプレッシャーをいなせるだけのメンタル・フィジカル能力が求められます

加えて最低限のパス能力や守備能力が必要になりますが、基本的なプレイスタイルはDMポジションの選手と共通するため、守備的なDRL/WBポジションの選手であれば十分にこのタスクをこなすことができるはずです。

中盤全体を前方に押し上げて相手陣内でボールをキープしたい場合や、中盤・前線の選手を中心としたカウンターを戦術に取り入れたい場合に非常に効果的なタスクと言えます。

守備タスクのプレイエリア

守備タスクでプレイする選手は、DMポジションや中盤の守備タスクの選手に近い動きを見せます

※守備タスクが12試合の中でボールを受けた位置

守備タスクプレイエリア

そのためインバーテッドWBの守備タスクを利用する場合は、DMポジションに選手を置かない、または積極的な動きを見せるローミングPMやレジスタを配置することができます。またポジションをカバーすることができる中盤のサポート・攻撃タスクとも相性がいいと言えるでしょう

逆に上記の役割と組み合わせないと、ボールを相手ゴールまで運ぶことができません。DMポジションや中盤の守備タスクとは組み合わせないようにしましょう。

まとめ

みなさんいかがでしたか?

独特な動きを見せるインバーテッドWBですが、攻撃タスク以外は他のポジションとの組み合わせがそこまでシビアではないため、比較的戦術に取り入れやすいのではないでしょうか。縦の動きが中心である他の役割に飽きを感じた方には特におすすめな役割です。

次々回の記事で今回紹介した攻撃タスクを中心とした戦術を紹介予定です。

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

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